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会見・コメント

2022-02-01 18:04 追加

原監督「復帰した井上航には期待している」小野寺太志「僕らにとって理想的な形がひとつ見えた」JT広島会見

JT広島会見

SV男子


バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MEN、2022年1月29日に大田区総合体育館で行われたサントリーvsJTの試合後記者会見。試合はフルセットでサントリーが勝利した。JTサンダーズ広島のコメントをお届けする。

■JTサンダーズ広島

●原秀治監督

フルセットで負けてしまったんですが、今年に入っていろいろ修正点である中で、攻める気持ちといいますか、全てのプレーを攻めて行こうということを言っていました。今日はサーブからしっかり攻めていくということを選手全員が取り組んでくれて、サーブで攻めることができてブレイクできた場面がたくさんあったんじゃないかなと思います。ただ、セットを重ねるごとに相手も修正をしてきますので、それに対してもっと攻める気持ち、ターゲットを絞って攻めていかなければアウェイでは勝てないなと思いました。

でも、ここ最近ではなかなかいい、JTらしいバレーができたんじゃないかなと思います。明日も大変厳しくなると思うので、攻める気持ちを今日以上に持って、明日の試合に臨みたいと思います。

――勝負どころでの攻める気持ちが、プレーの精度に繋がっていないように見えたのですが、その点はどうお考えでしょうか。

原:バレーボールというのはいろんな展開がありますので、ひとつひとつのプレーの精度というのは非常に大切だと思いますし、それを求めていくのが勝利のカギだと思っています。その精度が上がっていないと見えるということは、勝負どころでのプレーで意識が足りないからこういう展開になってしまうのではないかなと思います。精度を上げるとしたら、それは練習でやっていくしかないと思うので、新たな課題ということでこれから取り組んでいきたいと思います。

――井上航選手について。井上選手が復帰してレセプションリベロで入っていますが、井上選手が長いリハビリから復帰されてからチームに与えている影響と、果たして欲しい役割はどういうところですか。

原:井上航に関しては、本当は12月頭の復帰を目指して頑張っていたんですが、調子良くいかずに今年からになってしまいました。彼はサーブレシーブの安定性と繋ぎが非常に優れているので、サイドアウト時にはサーブレシーブの安定性が必要だし、ブレイクするためには繋ぎから点数を取っていくという部分で非常に彼には期待しています。そんな彼が復帰をしてくれて、先週は実戦がほんとうに久しぶり、1年ぶりで、彼も緊張をしていたみたいなので、今日に関しては落ち着いてプレーしてくれて、彼らしい本当にいいプレーを出してくれたんじゃないかなと思います。チームもやはり航が入ることによって、ムードが明るくなりますので、そういった部分でもプラスになったんじゃないかなと思います。

――今年に入っていろいろ修正点があったとおっしゃっていましたが、技術的なところで何かあれば教えてください。

原:ブレイクしている最中にサーブミスを犯して相手に簡単にサイドアウトを取られるというのがあって、(その結果)連続得点のときにサーブミスをしないのが大事だから継続の方にフォーカスして、勝負する、攻めるというのを躊躇してしまっていました。それでは上位に対しては勝てなかったので、サーブに関しては強気に攻める、そのうえ継続できるというのを目指して話をしていて、今日の試合は非常にそれができていたのではないかと思います。

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