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会見・コメント

2022-02-01 18:04 追加

原監督「復帰した井上航には期待している」小野寺太志「僕らにとって理想的な形がひとつ見えた」JT広島会見

V1リーグ 男子

――坂下選手に。今日は素晴らしい活躍でしたが、ご自身では何がよかったと思われているのか。またこれだけいい数字を残しながら勝ちに結びつけられなかったことについてどうお考えですか。

坂下:今日は比較的に周りを良く見れたというか、自分本位にならずにハイボールになったときの相手のブロッカーと後ろのレシーバーが見えたので、その点はけっこう良かったと思います。高い決定率を残して勝てなかった理由としては、終盤の勝負どころで決めきれないとか、そういうところかなと僕の感覚的には思います。

――唐川選手に。今日の対戦相手サントリーのリベロ鶴田選手が今シーズン限りでの引退を発表されました。同じ福岡県出身で学年も1つ違いということで小さい頃から見られてきた選手だと思うんですが、唐川選手にとって鶴田選手はどういう存在ですか。

唐川:本当に小さい頃から知っているので、憧れでもありますし、(鶴田選手と)話はよくするので仲の良い先輩でもあります。でもちょっともったいないなと思います。まだまだやれるのになと思います。でも次の現場に行っても、バレーに携わると思うので頑張ってほしいです。

――皆さんに。今日の試合で今後の方向性が見えたとおっしゃっていましたが、そのことについてそれぞれのポジションから詳しくお聞かせください。

小野寺:僕はミドルなので、ブロックが主な仕事になると思います。これだけサーブで崩してくれるとブロックもつきやすいし、やられてしまった部分もありますが、それをどんどん修正していければ、チーム全体としてブロックを効果的にできる部分が増えると思うので、そういうところは今後も継続していきたいなと思います。

坂下:小野寺さんも言ってたとおり、プレッシャーになるようなサーブを打って崩せていたのでそこはよかったと思います。そことあとハイボールをトムさんだけに頼らずにレフトで決める、それがこの試合で何回か見られたので、それがトムさん負担をかけずにアウトサイドにも負担を分散させるということをこれからもっとできれば、トムさんも楽になるし自分も含めてサイドの能力も上げていけるので、(方向性としては)そこらへんかなと思います。

唐川:2人と同じでまずサーブ。サーブで崩すことによってラリーになると思うので、そのラリーの強さにはそこそこ自信はあると思うので、そこがこの試合で見えたいちばんのところですかね。

――坂下選手に。フローターサーブでうまく相手を崩していたと思いますが、個人としてどういうところがうまくいったと思いますか。また4セット目に相手に追いつかれた場面の対応についてどう考えましたか。

坂下:最初はアウトサイドを狙ってサーブを打っていたんですけど、そこで1本目からエースが取れて、僕が打った感覚ではそんなにスピードは出てなかったと思いますが、それで(相手を)弾けたので、これならサーブをもうちょっと強めに打ったらいいのかなと思いました。そしたらそれが3セット目くらいまでうまくいったんですけど、そこから1回コートから出ていた藤中さんがまた入ってきたときに、そのときにはもう集中していて綺麗に返されてしまいました。ああなった場面で瞬時に、臨機応変にサーブの打つコースを変えたりするとか、そういうところがちょっと足らなかったなと思います。

――今日のムセルスキー選手などVリーグの舞台でそういった高い相手戦ってみて感じたことがあればお聞かせください。

坂下:今日だけではなく、シーズンの序盤の方でもけっこう試合に出させてもらったので、そこでVリーグの球のスピードとか高さとかは実感できました。そこで挫折したというかできなかったことを、そのあと試合に出れなくなったんですけど、そこでどうやったらできるかなというのを練習の中で工夫していたので、今日に関してはその練習がうまくいって、試合で練習の成果が出せたのかなというイメージです。

文:堤敏樹
写真:坂本清

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