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2022-02-19 23:50 追加

NEC、ホームでトヨタ車体を3-1で下し、13勝目。日立Astemoが大激闘の末、埼玉上尾に勝利 V1女子

V1女子の結果

V1リーグ 女子

 バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は19日、大田区総合体育館(東京都)、埼玉県立武道館(埼玉県)、富山市総合体育館(富山県)の3会場で計5試合が行われた。(PFUから新型コロナウイルス陽性者発生のため、大田大会の東レ対PFUの1試合が中止)

 試合の中止などで1月30日のホームゲーム以来の試合となったNECは、前回ホームゲームと同じトヨタ車体と対戦。序盤からNECが好調な滑り出しで、25-12と点差をつけて第1セットを先取する。第2セットは一進一退の攻防となるが、セット後半からトヨタ車体がケルシーのスパイク、ハッタヤのブロックなどで連続得点して抜け出し、終盤は藪田美穂子主将の活躍で25-21でセットを奪い返す。第3セットも序盤は競り合うも、NECは島村春世、山田二千華の両ミドルが機能し、古賀紗理那、柳田光綺も要所で決めてリード。最後は古賀のバックアタックで25-23でNECが取り切った。第4セット序盤、後がないトヨタ車体は大川愛海が奮起するが、対するNECは澤田由佳のサービスエースや曽我啓菜のスパイクなどで連続得点し、リードを広げる。最後は山内美咲主将のスパイクが決まり、25-11と大差をつけてこのセットを奪取し、NECが3-1で勝利をおさめた。NECは13勝目となり、20日は現在1勝1敗の東レと対戦する。

 埼玉では、ホームの埼玉上尾が日立Astemoと対戦。埼玉上尾は岩崎(旧姓冨永)こよみが皇后杯で産休・育休から復帰して以来の出場。リーグではこの試合が復帰戦となった。どちらも譲らない白熱した展開となり、フルセットにもつれこむ。最終セットは27-25までデュースが続くが、日立Astemoがオクム大庭冬美ハウィのスパイクで勝ち切り、大接戦をものにした。埼玉の第2試合はデンソーと姫路が対戦。第1セットがデュースになるなど、どのセットも接戦となるが、デンソーがストレートで勝利した。


 富山ではホームのKUROBEが首位JTと対戦。ホームのKUROBEは新型コロナウイルス陽性者発生による活動休止などを経て、約1か月ぶりの試合となった。ラッツなど数名の主力を欠く状態でもあったKUROBEは、第1セットこそ粘りを見せたが、第2セット以降はJTの一方的な試合展開となった。最後までJTの勢いは止まらず、KUROBEのミスによる失点も重なり、JTがストレート(25-18、25-7、25-9)で圧勝した。
 富山の第2試合は岡山と久光が対戦。先週、岡山のホームで1勝1敗となった両チームだが、今回は久光がストレートで勝利した。特に第1・第3セットは石井優希、井上愛里沙の連続得点などで久光が相手に流れを渡さない展開となった。

 20日は同じ会場で19日とは違うカードの計5試合が行われる(PFU対トヨタ車体は中止)。

【19日の試合結果】
日立Astemo 3-2 埼玉上尾
デンソー 3-0 姫路
NEC 3-1 トヨタ車体
JT 3-0 KUROBE
久光 3-0 岡山

【20日の試合予定】
埼玉:日立Astemo対姫路、埼玉上尾対デンソー
東京:NEC対東レ
富山:KUROBE対久光、JT対岡山

【勝ち数による暫定順位】
1 JT 17勝2敗51P
2 東レ 14勝4敗43P
3 NEC 13勝4敗37P
4 デンソー 13勝6敗36P
5 久光 12勝6敗37P
6 PFU 11勝8敗32P
7 埼玉上尾 10勝7敗32P
8 日立Astemo 8勝13敗23P
9 岡山 6勝15敗20P
10 姫路 4勝16敗14P
11 トヨタ車体 4勝19敗13P
12 KUROBE 3勝15敗7P

写真:堀江丈、坂本清

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