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会見・コメント

2022-03-04 13:10 追加

東レ・パダルクリスティアン「今日はみんながチームワークに徹していた」V1男子会見

V1リーグ 男子

●篠田歩監督

昨日不甲斐ない、0-3で負けてしまい、上位を狙うには何としても勝たないといけない1戦でした。その1戦を取ることができたのは非常に大きいなと思っています。
絶対負けられないという思いでみんなが気迫をこもったプレーを見せてくれたのが結果につながったと思います。
データを見ると相手のほうがスパイクは上回っていると思うので粘り切れたと思います。

――0-3で負けた次の試合で3-0で勝てたことについて。
篠田:昨日は出だしで9-2まで行かれてチームがかみ合わないというか一つになり切れなかったのが大きいと思います。
今日はチームが一つになるということを苦しい状況の中、チーム、スタッフが明確にしてミーディングで言ったのでそれが良かったと思います。

――真子選手に指示をしたというより、ディフェンス面を修正したのか?
篠田:真子自体も昨日はAクイックが基本の組み立てだったのでクリスのほうにマークが来るのがわかっていたのでBクイックを入れて少しでもパダル選手にブロックに行くために距離を長くするという意識をさせました。
昨日は2段トス、フリーボールなどデータに表れない部分のミスが多かったのでそこが修正できたのが大きかったです。

――真子選手をこの2試合通して起用したがその評価は?
篠田:真ん中があまり使えていませんでしたが、今日は前半健太郎のBクイックを見せることができましたし、西本のクイックも非常に速くて相手に与える印象は良かったと思います。
ミドルの攻撃をすることにより相手のマークが強くなってきます。サイドの富田、クリスの攻撃力があるのでそれを生かすトスワークをしていると感じます。
(前に出場した)サントリー戦に比べたらその点が成長できていると思います。

――セッターの真子選手、酒井選手が経験を積んできているが今後について見通しは見えてきているか?
篠田:2人にそれぞれ長所があります。酒井はブロックがいいですし、真子はディグや今日クイックを使えてきているところです。
スパイカー陣をどれだけ操れるかが2人の課題だと思っています。(それぞれの試合に向けて)良いほうを選んでいきたいと思います。

――西本選手について今後も起用していくか?
篠田:今週名古屋に対していいパフォーマンスを見せてくれたので来週以降考えていきたいなと思います。
ただサーブに課題がありますが、スパイクをブロックに活躍をしてくれています。

――起用された当初サーブは良かったと思うが。
篠田:今日もわざわざリベロのいるほうに思い切り打ってミスをしています。ミスの仕方が良くないです。ある程度のミスは想定内なのでまずは思い切りやってくれれば良いなと思います。

――篠田監督もミドル出身だが西本選手の良さは?
篠田:僕自身も2メートルないミドルブロッカーだったので西本に行ってきたのは「速いクイック」を打ってほしい。それによって真ん中をどれだけ引き付けてくれるかが僕自身もポイントだと思っていました。
リードブロックをされるのであれば100%決められるミドルにということを言ってきたのでそれを体現できています。
本人も言っていたように小さいので(西本選手は189cm)上から打つより速攻で少しでも西本に相手のブロックの目を向けされればと思います。
今週に関しては非常によくできていました。コミットされてブロックされるのは割り切っています。

――今日は大事な場面でもトスが上がってきたが。
篠田:同級生なので真子も使いやすいというのもあると思います。名古屋さんはリードブロックが主体のチームなのに西本にコミットできたということは西本を評価しているところだと思います。
これは新人にありがちで、データがないので守りにくいというのはあると思います。これから相手にデータが蓄積されたところでどう対応するかは問われると思います。
そこは一緒にやって成長させていきたいと思います。

写真:黒羽白

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