2022-03-07 10:30 追加
タイの著名セッター、ヌットサラ・トムコムがアメリカプロリーグに挑戦
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■アジアから初参戦
今年はアジアから初めて、タイのセッター、ヌットサラ・トムコムがメンバー入りする。タイの代表セッターを長年務めたが、東京五輪の出場権を逃した後にチームの若返りに伴い、代表チームから退いた。しかし、2021年のネーションズリーグでは、開幕直前にタイの選手たちが新型コロナウイルスに感染してしまい、急きょ、ベテラン勢がチームに戻り戦った。国際舞台へのカムバックや東京五輪、AUへの抱負などを聞いてみた。
――2021年のネーションズリーグでは、思いがけずナショナルチームにカムバックを見ることができて嬉しかったです。試合はいかがでしたか、楽しめましたか。
ヌットサラ・トムコム(以下、トムコム):私も含めベテラン勢がネーションズリーグに参加することになったのは、本当に驚きました。全く予期していないことでした。フィジカル面のコンデシションを整える時間が十分にありませんでしたし、出発の2日前にワクチンを接種したんです。少し神経質になっていたし、不安もありました。でも始まってみれば、突然でしたが、こうして再びコートに集合できたことは、私たちにとってもタイチームのファンの人たちにとっても、本当に素晴らしい事で、思い出になる出来事になったと思います。
――東京五輪では中国、日本はグループリーグ敗退、韓国は4位となりました。アジアのチームをどうご覧になりましたか。
トムコム:もちろんアジアからの代表ということで、3チームとも応援しました。残念ながら、中国は連覇できませんでした。だけど、韓国が4位になった事は本当に印象的だったし、嬉しかったです。ハラハラ、ドキドキした試合でした。
――AUは全く新しいタイプのプロリーグです。招待を受けた時、どう思いましたか。
トムコム:とっても興奮しました。このリーグの形式は私にとって、何といっても斬新で、今まで私がプレーした他のどんなバレーボールとも違うものです。それに、ほとんどの選手がアメリカ人です。アメリカチームは私が大好きなチームのひとつですし、そのことも興奮している理由です。私をリーグに招いて下さって、本当に感謝しています。
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