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会見・コメント

2022-05-12 17:29 追加

清水邦広「ラリー選手大塚選手若い選手の頑張りで這い上がってこれた。大塚選手のエースとしての姿を一緒にやって見届けたい」ティリ監督「ムセルスキーがいなければ3-0か3-1で勝てた」ファイナル3会見

V1男子ファイナル3パナソニック会見

V1リーグ 男子

バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENのファイナル3が4月9日に静岡県静岡市此の花アリーナで行われた。試合はレギュラーラウンド2位通過のサントリーサンバーズが3位通過のパナソニックパンサーズにフルセットで敗れたものの、2位通過に与えられた優遇措置である1セット25点のゴールデンセットでサントリーが勝利し、ファイナルへの道をつないだ。1日合計6セットのしのぎを削る熱い戦いとなった。

■パナソニックパンサーズ

●山内晶大主将
一言で言えば悔しい。せっかくファイナル3の切符も手に入れて、フルセットも勝ち取って、でも最後にはゴールデンセットを勝ち取れなかった。
結果が全てだと思うので、この結果を受け止めたい。

●清水邦広
非常に厳しい戦いになるというのは最初からわかっていたんですけど、一番最初のフルセットで勝ち切れたことは、パンサーズにとっては意地を見せれたんじゃないかと思います。
ゴールデンセットは4点差で負けてしまいましたけど、この4点というのは非常に差が大きかったというのは僕自身思っていますし、この4点がなかったら勝ちきれていた。パンサーズのほうがしっかりとサーブを攻めて打っていけました。
ムセルスキー選手、柳田選手、点をとる選手が最後まで役割を全うした。そういった意味ではパンサーズのほうが力が劣った。
次あったら負けない気持ちがあるんですけど、ゴールデンセットは1回きりしかできないので、この1回きりの中で結果を残したのがサントリーさん。
悔しいですけど、僕自身はサントリーサンバーズに優勝してほしいです。


●大塚達宣
率直に悔しい気持ちでいっぱいです。勝ったほうがファイナルに行ける、リーグ戦とは違う一発勝負。
ゴールデンセットまで持ち込めたのは自信にしたい。それだけ通用したところも多いはず。
この経験は絶対これからまだまだ長いバレーボール人生で生きてくるし生かしていくべき。

――清水選手に。レギュラーラウンドは今シーズンサントリーに対して4戦全部勝っていましたが、ファイナルスリー勝利しましたが、ゴールデンセットでは敗れた。お互いのチームのレギュラーラウンドと違ったところ。

清水:結構Aパス返ったらミドルの攻撃が多くて、割れたりBパス、Bマイナス、Cパスになったときにムセルスキーが動くというデータが出てたんですけど、そのでたーが出てた中で、こちらがディフェンスしきれなかった。わかっていたけど、そこが相手の方が上回っていましたし、Aパスでもポン選手の攻撃に、わかっていたけど触ることもできなかった。ブロックで対応するのかディフェンスで対応するのかというのも、試合を通してできなかった。
ムセルスキー選手も、あれだけ厳しい状況のときのトスに、ブロックで触るのがなかなか難しいので、ディフェンスでしっかり拾っていこうとチームとしてあげていたんですが、僕や深津選手、2,3本あげていたら違った。

――大塚選手に。今シーズン1月からVリーグの試合出続けて、ご自身が変わったなと感じられるところと、試合後に清水さん大竹さんからどんな言葉を。

大塚:この3ヶ月というのはとしあけからここまでで、自分で感じるくらい全てのプレーの質が上がったと思います。自信を持って臨めている。
練習だけじゃなくてこうやって難しい試合を通して、その経験が自分を成長させている。
この期間というのは周りの環境に恵まれた。この経験を無駄にしてはいけない。今後さらにもっとバレーボール選手としてプレーもそうですけど、気持ちの面でも全てにおいて向上していけるようにしたい。

試合後は…どうでしたっけ?

清水:聞いとらんかったんけ(笑)

大塚:あのときあまり…覚えてなくて…すみません。

清水:ラリー選手大塚選手非常に若い力があったからこそパンサーズが強く這い上がってこれた。あとは最年長の僕の力不足がすごくある。彼らに、若い選手に勝たせてあげたかった。彼ら二人、泣いてたのでそれだけ背負わせてしまったんじゃないかなと思ったので、非常に僕自身心残りがあった。本当同じメンバーで戦えるかどうかわからないんですけど、来年もう一回パンサーズにきて一緒にのびのびやってほしい。もっと一緒にラリー選手の成長を見ていきたいし、大塚選手のエースの姿を一緒にやりながら見ていきたい。悔しかったらもう一回やろうなと。学生ですけど経験を得てパンサーズに戻ってきてくれるんじゃないかなと思っています。

――山内さんに。去年もファイナルで悔しい思いをしたが違いは。
山内:去年のファイナルも、やっぱり全然自分たちのバレーをさせてもらえず終わった。今年は自らファイナル3を勝ち取ってなおフルセット勝ち取って、あと1歩のところだった。他力じゃなくて自分たちですべての試合であったりセットであったりとりきれていたけど、あと一歩取り切れなかった。そこが一番悔しい。一歩ずつ勝ち取っていたので、そこは今後に生きていくのかなと。あと一歩のところをどうとり切るかというのが今後のパンサーズの課題かと思います。

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