2022-05-12 17:29 追加
清水邦広「ラリー選手大塚選手若い選手の頑張りで這い上がってこれた。大塚選手のエースとしての姿を一緒にやって見届けたい」ティリ監督「ムセルスキーがいなければ3-0か3-1で勝てた」ファイナル3会見
V1リーグ 男子
――大塚選手に。Vリーグで過ごしたことで技術的、メンタル面で変わった、成長したところ。清水さんとか山内さんとか永野さんとか経験のある選手と一緒にプレーして。
大塚:この期間で今までカテゴリが大学だったら通用した部分が、Vにくるとスピードだったり高さだったり力強さであったり、ぜんぜん違う。それに対して通用する技術は少しずつ身につけられたと思います。楽しかった。この期間はとても充実していたし、学べた。精神的にも自信を持つことができた。
清水選手、永野選手、キャリアを積まれた先輩がたくさんいて、バレーボールもそうなんですけど、バレーボール以外も練習の始まる前の時間の使い方だったり終わったあとの使い方だったり。一人のバレーボール選手として、どう過ごしていけるのかというのは見て学べた。
練習中の雰囲気だったり意識も一緒にやってるからこそ感じるものはたくさんある。
――ゴールデンセット。最後の方でサーブが回ってきたときの心境は。
大塚:自分自身もここでブレイクをとるぞというか、Aパス入れられても終わりだと思ったので、なんとかして崩そうと。
ベンチの方からも攻めろと。周りの選手も言ってくれたので、言ってくれたベンチの顔を見たら安心した。自信を持っていこうと思いました。
コート内でもコート外でもたくさんの人が支えてくれた。そういう思いも込めてサーブはうちました。
――勝負どころで大塚選手にトスが上がる場面が多かったように思われたが。
大塚:僕しか選択肢がないような状況でもそれでも僕にボールを託してくれるというのは自分にとって嬉しいことですし、そういう気持ちを感じて、自分の気持ちを載せて打つべきだと思っている。
――スパイクも以前よりパワーが付いたのでは。
ブロックを利用したスパイクというのは、横におられる清水選手もすごい上手だなあと思ってコートに立たせてもらっていたので、直接アドバイスを貰うこともありましたし、それに自分の持ち味、スタイルというのを確立していけたらいいなと。少しずつできるようになったと思います。
――ここまでレベルを経験して、改めて大学にどういったものを求めるか。中退してプロになるとかは?
大塚:カテゴリがかわっても自分がやるべきことは変わらないと思うし、常に自分の中でここで学んだものを持ち帰って、自分自身がやってる姿を4年生というのもありますし、リーダーシップを姿で見せて周りを引っ張るのも必要。学んだことを仲間に伝えるのもカテゴリを越えてやらせてもらったのでそういう使命もある。大学に持ち帰るし、自分にとってのプラスにしたい。チームにとってもプラスになるようにしたい。
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