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会見・コメント

2022-05-12 20:37 追加

永露元稀「全ての面において負けていた。自分がしっかり打たせていればもっといい試合ができた」クレク「シーズンの最後に最悪な試合をしてしまった」ファイナル会見

SV男子

●マクガウン監督
サントリーさんに本当に素晴らしい試合おめでとうございます。サントリーさんはシーズン1番の試合をこの試合で発揮されたと思います。たたえたいと思います。

選手はもちろん決勝の場に立つまでに一生懸命練習を積み上げてきましたし、ようやくたどりついて残念ながらここで負けてしまったこと。チャンピオンシップの場で一番のプレーができなかったことが悔しい。

先程ちょうどここにいた二人ですが永露選手、クレク選手を本当にたたえたい。特にクレク選手がずっと自分の責任でと言ってくれたが、この1年を通してキャプテンとして素晴らしい仕事をしてくれたのでここに立てた。永露選手も素晴らしい仕事をして、学びながらのスタートだと、初めてスターティングプレーヤーとして機能して、たたえたい。ここにこれたのはこの二人の活躍のおかげ。

自分は負けるのが本当に嫌なんです。嫌いなんです。そういう男なんです。さっき負けるの嫌いと言いましたがそれだけじゃなくて、このチームを本当に誇りに思っています。このシーズンを通して夢のようなシーズンでした。いろんな成功も経験しました。夢のシーズンの最後がこういう形で負けに終わってしまったのが残念です。

――第1戦でジャンプフローターで徹底的に藤中選手をねらったのがきいたなという印象があったが、一方で今日は崩せなかったが狙い所は変えようとはしなかったのか。
マクガウン:レシーブの数字を見るといい数字だったと思います。セットのはじめはいいんですけど、全体として戦術をどう変化させるかということがなかなかやりきれなかった。もっといえば相手のサントリーさんがネットプレーでも後衛の守りでも素晴らしいプレーをされたということに尽きると思います。

――今日の試合で永露選手が2セット目、3セット目混乱しているなという印象で、その中で永露選手から前田選手にスイッチした。その流れで近選手と山近選手を交代した。ゴールデンセットでそのまま前田選手で行くのかと思いましたが、永露選手に戻して、山近選手はそのまま起用されました。この違いは。
マクガウン:ご想像にかたくないと思いますが、サントリーさんは素晴らしい。逆に我々は悪かった。そういうときにコーチとして選手を変えるということもある。自分がどちらかというと選手を交代するということをあまり素早くやらない。ゆっくりやる。選手をすぐに代えたがらないタイプなんです。なぜならば選手が選ばれてそこに立つという体験まで考えて¬、選手たちがそこに立てるという状況になっていることを自分としては重きをおいて考えているわけで、自分はそういうスタイル。

3セット目については、永露は少し休ませて落ち着かせながらゴールデンセットに向かおうという気持ちでしたし、山近はゴールデンセットも同じで行きましたが、これは攻撃面で彼が盛り上げてくれないかなという期待をもってゴールデンセットに送り出しました。

――先週のファイナル1戦と逆のような展開になりましたが、サントリーさんが先週と違って素晴らしかったテクニカルな部分は。
マクガウン:まず試合全体としていえたことですけど、彼らのサーブレシーブが格段に先週よりも良かった。いわゆるBCパスみたいな少し乱れたパスの場合もしっかりと攻撃に繋げられていた、そういうところが先週とは全然違って素晴らしかった。きっと先週は6セット戦った翌日だったので、この1週間の間でしっかり準備されて建て直されて、例えばムセルスキー選手は我々の上から打ってこられるくらい回復されていた。
それが先週との違い。

マクガウン監督:このようにお集まりいただいているメディアの方々がバレーボールをとりあげてニュース、記事にしてくださることで我々にとっても素晴らしいモチベーションとなり、バレーボールが認知されることにつながります。メディアの皆さんに感謝します。

写真:黒羽白

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