2022-06-06 07:10 追加
井上、古賀が躍動。東京五輪金のアメリカをストレートで下す大金星 VNL予選ラウンド
VNL女子の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)は6日(現地時間5日)、アメリカで予選ラウンド第4戦を行い、日本はシュリーブポート・ボージャーシティで開催国で東京五輪金メダル、世界ランキング1位のアメリカと対戦。
日本のスターティングメンバーは、古賀紗理那(主将)、島村春世、井上愛里沙、林琴奈、小川愛里奈、関菜々巳、リベロ・小島満菜美。
第1セット、序盤は競り合いながらも日本がリードし、ゲームが進む。中盤、林、古賀、小川の連続得点で抜け出し、15-13。その後、アメリカも追いすがり、17-18とするが、終盤も井上のバックアタック、関のサービスエース、島村のブロックで日本が連続得点し、22-19。アメリカも22点まで追いつくが、最後は井上がラリーを制し、25-22で日本が先取した。
第2セット、第1セット同様序盤は競り合うも、古賀、井上の攻撃や島村のブロックが冴え、中盤から日本が抜け出し、16-12。小川のサービスエースで18-15、林の攻撃も決まり、21-17とする。その後も小川のブロード、古賀のレフトからの攻撃などで日本がセットポイントを握る。最後は古賀のブロックで25-20でセットを連取した。
第3セット、アメリカは日本のNECでプレーするサラ・ウィルハイトを入れてスタート。しかし、アメリカの連係ミスが目立ち、日本はその隙をついて得点していく。終盤は島村のブロードで21-13と点差を広げ、最後は井上のスパイクが決まり、25-20。日本がアメリカを相手ホームでストレートで破り、アメリカラウンドを無傷の4連勝で終えた。
古賀と並んで19得点の井上は「世界一のアメリカと普通にやっても勝てないので、不意をつくなどサーブを工夫し、それが奏功して相手を混乱させることができたと思う。相手は高さがあり、組織的なブロックをするので、相手のブロックをよく見てスパイクを打つように心がけた」と試合後に語った。
女子は予選ラウンド第1週を終え、第2週はフィリピンに移動。第2週第1戦は14日19時(日本時間20時)からポーランドと対戦する。
写真:FIVB
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