2022-06-06 17:55 追加
男子親善試合の日本対ブラジル第2戦、終盤のミスが響き日本2-3ブラジルで敗れる ダルゾット監督「日本チームがどんどんボールをつないで上げてくるのが印象的」
全日本代表 男子
今日は両チームともサーブがアウト、ネットが多かった。試合全体のエラー数は日本35、ブラジル39だ。日本は緩急をつけて狙ったサーブではあるが、アウトやネットが第4セット終盤と第5セットという大事な場面で出てしまったことで、相手に楽に加点させることになってしまった。しかし、ネット際でのカバーでいいつなぎが出たり、高橋藍がコート中央から左の石川へ、また石川が大きく右の西田に振ったり、高橋健もコート中央からいいトスを上げるなど、いいカバーが出ていたと思う。ブラジルは連携がまだまだの印象があり流れが悪かったことに加え、リベロのマイケがひざを痛めるというアクシデントも。他のけがの選手も早い回復が待たれる。
■ブラジル、レナン・ダルゾット監督のコメント
「シーズン開始にあたり日本は最良の練習相手だったと思います。日本チームがどんどんボールをつないで上げてくるのが印象的で、それが日本のゲーム全体にポジティブに働いていました。開幕前のテストとして、練習としてとても有意義でした。メンバー全員を試せたし、皆よくやったと思います。さあ、開幕のオーストラリア戦に集中したいと思います。」
■日本の開幕はオランダ戦
ネーションズリーグの日本の開幕戦は日本時間6月9日午前6時のオランダ戦になる。OPニミール・アブデル‐アジズがポイントゲッターとなってチームを引っ張れるか。彼は、先月のアジアクラブ選手権ではイランのパイカンに助っ人として登場し、サントリーの前に立ちはだかった。オランダは5月末にフランスと練習試合を行っているが、フランスの速いトス回しについていけない場面が多く、ブロックが割れてしまう事が多く見られた。しかし、長身を生かし1枚でも止める力があるので、要注意だ。日本はサーブレセプションをきれいに返し、この親善試合第1戦でみせた速いテンポの試合に持っていきたい。
取材:ブラジル在住 唐木田 真里子
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