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コラム

2022-06-09 14:04 追加

男子ネーションズリーグ開幕 日本対オランダ観戦記 西田有志25得点でオランダをねじ伏せ、試合後は日本チームでダンスステップを踊る

全日本代表 男子

■華麗なステップを披露?

日本選手と会場の一体感で盛り上がった。   撮影:筆者

試合後、クールダウンをしている時に、場内の応援担当者が、「さあ、ここで勝った日本チームのみんなに踊ってもらおうかな?」と言いだし、まず西田をコート中央へ誘い出す。そこから、高橋藍や皆が加わり、司会者を真似てステップを踏んだ。「最後はみんなで歌って終わろう!」という事で、会場内で大合唱の中、日本選手が上手なステップを披露した。先日の親善試合の活躍もあり、日本チームへの注目度も上がり、多くの声援を受けての試合となった。

■西田有志のコメント
我々は初戦で少し硬くなっていた。だが、2セット目からは取り返すことができた。とはいえイージーミスが多かったので、明日からはミスを無くしたい。

■転戦を戦い抜く
ネーションズリーグには各国25人が登録され、その中から週ごとに14名が選ばれる。日本から一番遠いブラジル、そして次はアジアへと移動も大変だ。ここ2年転戦の形式がなかっただけに、まずは長旅、時差への慣れに対応できる体力の配分も考えなくてはいけない。また週に4戦となるので、スタメンだけがいくら強くてもダメだ。レギュラーと控え全員で戦い、誰が出てもレベルを落とさない層の厚さを備えることが大切だ。東京五輪に出場しなかったチームは、昨年から既に若返りや新メンバーのテストができている。新旧のメンバーをどう使っていくか、監督の采配も楽しみだ。
次は中国戦。初日の開幕試合、中国対イランでは、イランが14本のサービスエースで圧倒した。日本もサーブで崩せるか。

取材:ブラジル在住 唐木田真里子
写真:volleyballworld、唐木田真里子

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