最後に移籍加入した道下ひなの、白岩蘭奈両選手が登場。ともにV1経験者として、リーグ優勝、そしてV1昇格のために力になりたいと話した。ミドルブロッカーの道下選手は「クイック、ブロードをまんべんなく打てるところ、セッターが前衛にいる2枚、後衛にいる3枚のどちらのポジションもできるところが自分の持ち味」という。昨シーズンはV1のスパイク決定率で常に上位にいたことから、「スパイク賞を狙っていきたい。また、サーブも工夫したい」と個人としての目標を語った。昨シーズン、V2で得点王を獲得した白岩選手は「攻守はもちろん、機動力を活かしたプレーが自分のセールスポイント。自分のことだけでなくチームを勝たせることを頭に入れて、最終的に個人賞にもつながれば」と話した。
齋藤監督の印象について、白岩選手は「最初にお話ししたのはリモート。『ランちゃんって呼ぶね』と気さくな感じで話してくださって、接しやすい雰囲気」とエピソードを語った。

　V2女子の開幕は10月29日。群馬銀行は山形県酒田市の酒田市国体記念体育館で佐藤あり紗監督兼選手率いるリガーレ仙台と初戦を戦う。ともに日本代表経験のある女性監督対決という意味でも注目の1戦となりそうだ。

写真：堀江丈

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