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会見・コメント

2022-08-17 08:00 追加

チームA・柳田将洋「イベントの中でハイキュー!!のキャラクターになれた部分があり幸せな時間だった」チームB・清水邦広「エンターテイメントとしてリピーターが増えるようなバレーボール会場を作っていきたい」ハイキュー!!×Vリーグ 会見

SV男子

――清水選手に。今日はキャラクターの宮治選手(稲荷崎高校のアウトサイドヒッター(侑選手(セッター)(手原 紳選手が扮した)と双子))に寄せていますが、プレー面でハイキュー!!を絡めて意識したものは?
清水:普段Vリーグではライト側での高めのセットを打つことが多いです。ハイキュー!!の作中で治選手が行っている速攻(侑選手がセットし、治選手が打つ(作中では双子速攻と呼ばれる))を多くしました。
作中では逆(治選手がセットし、侑選手が打つ(作中では双子速攻・裏と呼ばれる)のプレーもあるのでチャンスがあればやってみようということで1本できました。

――柳田選手にプレー面でハイキュー!!を絡めて意識したものは?
柳田:正直ハイキュー!!のプレーに寄せようというのはチームAで話していませんでした。チームBが工夫されてリアルに表現されているのはビックリしました。
僕であれば、サーブで、ハイキュー!!を見られている方にリアルなバレーボールの凄さを見せられたらいいなと思いプレーをしていました。

――西田選手と、山田選手に。チーム結成後に準備、コミュニケーションをとったことは?
西田:今日が試合本番で(結成後事前練習はしておらず)コミュニケーションはほとんど取れませんでした。
他の選手の方々のレベルが高いので、フィーリングで合わせたり感覚的な部分で理解、対応し合ったりというところはセッターの立場で見て対応力が高い選手が一杯いるなと思いました。
それ以外にスパイク練習、コンビ練習の時にこうやろうかという当たり前のコミュニケーションをやっていました。こうやったらいいのではということをコミュニケーションの中で聞けたので僕自身ためになり、幸せな時間でした。

山田:コミュニケーションをする時間が少ない中で、即席のチームでやらないといけない状況でした。
古賀選手、迫田選手とレセプション(サーブレシーブ)をするときに右側、左側のボールを誰が取るという声掛けだけで、僕が今しなければいけないプレーを即座に判断できる手助けになるなと感じれました。
チームに戻った時にも場面場面で自分たちで判断しなければいけないことが多いので声掛けをすれば対応できるなという勉強になり、いい経験になりました。

――皆さんが考えるバレーボールの「面白さ」は?
山田:バレーボールはチームプレーが一番重要視されるスポーツです。一人がうまくても、次の人がいい所に持っていけないとうまくいかないですし、6人がチームとなって初めて強いチームになると思っています。
連携、チーム内の役割を突き詰める面白さというか、一人だけ強くても勝てないというところが難しいですが、そこが面白いし勝った時にチーム全員で喜べるところです。

柳田:チームプレーというところは数ある競技の中でバレーボールは特殊な部類です。サッカーやバスケットボールのように一人の選手がボールを持ち続けることができないことが常です。
そういう時にいかにボールを繋げるというところは特別重要になってきます。
そういうところを練習をすることによって相手のことを考えて行動することが増えたり、それによって良いバレーボールに近づけます。
そういったところが繋がって点になったときにバレーボールの面白さが感じられると思います。

富松:ボールを繋ぐ一人ではできない競技なので仲間の力が必要ですし、全員が同じ方向に向かって戦っていかないと点数が取れません。
それを25点積み重ねていくうえで自分の強み、相手の弱さをついてどう点数を取って勝っていくかというところが非常に面白いところです。
僕はブロックが好きなので、ブロックで止めたら楽しいと思います。今日ブロックは出ませんでしたが次回があればよろしくお願いします。

西田:バレーボールはラリーが続くといろんな人が1個のボールに対して触ります。
ボールを触る人の思い、感情が入り長いラリーで相手の感情も入った一球を勝ち取り点数を取ったときには何とも言えないみんなで取った1点だというところが気持ちい瞬間だと思います。

市川:ボールは1個しかないですし、同時に1人しか触れません。どれだけ高さ、パワーがある人がいても6人の連携、戦術がないとバレーボールは勝って行けません。
そういう連携、戦術が嵌ったときは一番楽しいです。

清水:上げられないと思ったボールを上げられたり、決められそうにない状況で決めにい点数にしたりすることが試合の中で一番沸く瞬間です。それが選手の楽しい時間です。

迫田:ほかのスポーツでもありますが、格上の相手、チームに勝った瞬間が一番嬉しいです。
バレーボールはコンビネーションが非常に大事です。セッターとうまくコンビネーションが合ったときは嬉しいです。

井上:僕はリベロなので得点は取れませんが、得点を取る前の起点になったり自分で考えてスイッチし嵌ったときが一番楽しいなと思います。

古賀:バレーボールは流れのスポーツの面があり、連続得点、失点など人生の縮図のような感じで、いいときほど慎重に、悪い時ほど大胆になど流れを変えるときに出るプレーは個人の能力になります。
チームスポーツではありますが、流れを変えるときのプレーは醍醐味だと思います。

――柳田選手と古賀選手に。ハイキュー!!が日本、海外のバレーボール界に与えた影響、意義は?
柳田:ハイキュー!!を見たことによってバレーボールを始めたという選手が少なくないこと、海外に行っても選手と話が合うツールになります。そこの影響力は改めて凄いと思います。
僕自身はVリーグでプレーをする競技者ですが、ハイキュー!!を見て当たり前のように興奮するという作品というのは改めて魅力、リアリティを感じています。
いろいろな人に影響を与えている作品だと思います。

古賀:オフ期間にバレーボール教室をしたりするときに、バレーボール選手は知らないけれどもハイキュー!!は知っています。
ハイキュー!!を入口にしてバレーボールを始める機会を持つ選手が多いと感じています。
その入口からバレーボール界にどのように繋げていくのかはこれからやっていく部分です。裾野を広げることの貢献は教室の時に感じる機会が多かったです。

――手原選手がアタックを打った(清水選手がセットを上げて「双子速攻・裏」をやったとき)後にタイムアウトを取りましたがその際にベンチで声をかけていたが?
清水:原作で宮侑選手が「俺のセットで打てへんやつはただのポンコツや」と言っていたので、今回は(原作とは違い)僕(治選手)がセットを上げ手原選手(侑選手)が打てなかった(被ブロックで失点した)ので僕が肩を組んで会場のお客さんに聞こえるように大きな声で言っていました。

写真:黒羽白

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