2021-10-28 07:47 追加
日立Astemo・多治見麻子監督「室岡莉乃は普段はおっとり、コートに入ると凄いんです」、姫路・宮地佳乃「高校時代はミドルでちょっと高いトスを打ち切るのをやってきました」 V1女子会見
10月24日 日立Astemo対姫路 会見コメント
SV女子
10月24日に日立市池の川さくらアリーナ(茨城県)で行われたバレーボールV1女子、日立Astemoリヴァーレ対ヴィクトリーナ姫路の試合後会見コメントをお届けする。
日立Astemo 3(25-19、22-25、23-25、27-25、16-14)2 姫路
■ヴィクトリーナ姫路
●宮地佳乃選手(アウトサイドヒッター/ミドルブロッカー)
出だしからアグレッシブに戦おうとみんなで話していました。攻めきるということは最後まで忘れずできたのかなと思います。でも、自分たちがリードしているときに決めきれなかったり、大事な時の繋ぎだったり、フォローだったり。丁寧にやらなくてはいけないところ、そこにもっとそこにこだわらないと。一本の甘さでひっくり返されてしまったと思います。リードしてる時に自分たちの当たり前のことがしっかりできるようにしていきたいなと思います。
●田中咲希選手(オポジット)
S 1の場面、プラク選手が後衛にいるときの決定力が昨日から課題になっていました。ライトが1枚になるケースが多かったと思うんですけど、そこでしっかり自分が決めていけなかった。連続失点の原因になってしまったというのがあったと思います。第4セットは先にリードをしていたのにも関わらず、乗ってきた相手に押されてしまって。引いてしまっている状況が自分達の一番弱い時だと思います。勝ってる時でも負けてる時でも常に前向きに、チャレンジ精神を忘れずにこれからやっていきたいと思いました。
●佐々木千紘選手(ミドルブロッカー)
第4セット、第5セットは自分たちがリードしていましたが、細かいところでミスが出てしまいました。そこで流れも日立Astemoさんの方に行ってしまったと思います。リードしてる時に気を抜かずにやっていけたらもう少し良い展開になっていたのかな、と。すごく悔しいです。
ーー宮地選手に。ミドルブロッカーに入ったのは高校以来だと思います。Vリーグの舞台でこのポジションをやった手ごたえは?
宮地:今年は誰がいつどこに入ってもチームとして戦っていけるようにと監督から言われています。自分がスタメンに入っても、途中から入ってもチームにとってプラスになるように頑張ろうと思っています。ミドルで出ているのだったらもっとブロックの要にならないといけないし、今までやっていなかったというのは言い訳にしかならないと思うので、この土日の試合の反省を活かして、また来週につなげていきたいなと思います。
ーー出身は下北沢成徳高校ですね。成徳の小川良樹監督はミドルブロッカーに対して独特な指導をされるのでしょうか?
宮地:速攻は打たないですね。高校時代はちょっと高いトスを打ち切るというのをやってきたので、他のミドルとは違うリズム、プラスに捉えるとサイドの攻撃と同じリズムで入れると思います。今まで自分が練習してきたことや高校生の時に打っていたことを活かしたいなと思います。
ーー田中選手に。アウトサイドができるプラク選手が入ったことで自分の役割に変化は? 姫路はこれまで外国籍選手をオポジットで獲得してきました。調子が良くてもコートに入れないなど、もどかしさもあったかと思います。
田中:プラク選手が決めてくれる分、サーブレシーブをしっかりやりたいですね。昨シーズン、自分は決定率が高かったので、今年はサーブで狙われることが多くなると思います。しっかり返して、プラク選手に決めてもらう。そして、レフトにはブロックが2枚付くことが多いので、(自分の対面が)1枚になった時には必ず取り切れるようにしたいと思います。
ーー佐々木選手に。今シーズン、ミドルの軸として期待されていると思います。荒谷(栞)選手の負傷という緊急事態もあり、さらに背負うものが重くなったのではないかと。今、自分がチームのために何をしなくてはならないと考えていますか?
佐々木:開幕初戦で主軸の荒谷がアクシデントに見舞われました。ミドルの数が少なくなってしまいましたし、荒谷はいろんなことをこなすので、そこ(ポジション6)に代わって入った自分も活躍しなければとは思うんですけど、まずは自分の持ち味をしっかり活かして1点でも多くチームに貢献できるように頑張っていきたいと思ってます。
ーーサーブで結果を出していると思います。中谷宏大監督からは「とにかく思い切り打て」とアドバイスを受けている(後述)そうですね。
佐々木:サーブはメンタルが影響すると思っています。自分は速いサーブが持ち味なので、それを試合でもしっかり打てるように「思い切り打て」と指導されていると思っています。
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