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会見・コメント

2022-11-05 08:00 追加

東京GB・星野秀知「通常のVリーグの試合ではなくて決勝のようで燃えてくるというか、いい雰囲気で楽しいなという感じだった」V1男子会見

東京GB会見

V1リーグ 男子

10月30日に東京体育館(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsWD名古屋の試合後会見コメントのうち東京GB分をお届けする。

■東京グレートベアーズ
●古賀太一郎主将(リベロ)

チームとして昨日は(敗戦をして)難しい夜を過ごして、今日どういうべき姿であるべきかをいうのをチームで話して臨みました。
昨日と今日で替わった星野選手が違いを見せてくれて星野に引っ張られるように他の選手が躍動をしていました。
違う試合では異なる選手が活躍して枝葉のように活躍してくれれば良いのですが、まずはベースとなる指針が見えてきました。
負けはしましたが、(アラウージョ)ラファエル、栗山(英之)選手という役者も戻ってきますしみんなが揃うと安定した試合ができると思います。
道筋が繋がってきました。
●星野秀知選手(アウトサイドヒッター)

昨日は出場していなくて、今日出場させてもらいましたが、昨日の試合の後選手でミーティングをして僕はプレーでは大したことはできませんが、伝えることを伝えて頭の整理をするということをし、古賀さんがまとめてくれました。
今日はみんな生き生きとしてプレーができていました。またこのような(会場の)雰囲気で東京体育館でお客さんが入って凄い通常のVリーグの試合ではなくて決勝のような感じでした。
僕的にはやりやすかったです。燃えてくるというか、いい雰囲気で楽しいなという感じでした。これは本当に会社のおかげです。
まだ結果は結び付いていませんが、試合を勝ち取るというのは難しいチームの最大の課題です。そこをみんなで作っていって皆で盛り上げて行けたらと思います。
●柳町逸太選手(オポジット)

先週、昨日の試合と苦しい展開が続いていて、コート内の雰囲気も暗く勝てる雰囲気が感じられませんでした。
今日の試合はみんなで前を向いて盛り上がり、セットも取ることができ昨日の試合よりはいいゲーム展開になったと思います。

――星野選手に。プレー面でどのような形で今日は入っていったか?チームを最後まで引っ張れた手応えは?
星野:守備、つなぎの部分でみんなを安心させてプレーをさせること、声掛けを意識してやっていました。
会場の雰囲気に押されスパイクが決まっていた面がありました。
僕の役割としてはしっかり落ち着かせてどういう風にゲームを進めていったらいいのかを作ってあげられるように、それでみんなが躍動してくれればいいかなというようにプレーをしていました。
そこはブレないようにしていました。

――気持ちの部分の作り方は?
星野:昨日はスタートではありませんでしたが、会場を見て「すげーな、やりたいな」という気持ちは持っていました。
今日にスタメンといわれたので、「きたー」という感じでやりました。ラファエル選手が出場していませんでしたし難しい状況が続いて試合を進めるにあたってみんなの頭の中が整理されていませんでした。
そこをしっかり声掛けをして、1個1個ステップアップできるようにということを意識してやりました。

――昨日外で見ていてどのような課題を感じたか?
星野:全体の課題として、頭の整理ができていないということが開幕から続いています。
でもチームはゲームに勝たないといけない、自分のやることが何なのかわからない、結果がついてこない、失敗してどうするという状況で戦っていました。
まず、昨日のミーティングで自分のストロングポイントをしっかり発揮して、役割分担をしっかりすれば一つひとつステップアップしていかないと一気にドーンと結果がはでません。たまにはでるかもしれませんが。
そんな簡単なことはありません。今日は少しステップアップしました。それを継続しながらやっていきたいです。
僕が入っているときは守備、レシーブで攻撃のバックアップ、相手に点数を取らせないプレーを意識してやりました。

――自身守備の手ごたえは?
星野:細かい微調整の部分はありますが、比較的ブロックでワンタッチを取れました。サーブレシーブでは相手のスパイクサーブをはじいてしまう部分がありました。
東京GBが今後勝っていくようになると相手はもう少しリスクを取ってサーブをしてくるようになると思うのでそこにしっかり耐えてサイドアウトを取れるようなチームになっていかないと上位に食い込めません。
課題としてはサーブレシーブをもう少し返したかった点です。

――今日のプレーの評価は?
星野:サーブレシーブをもう少し返してセンター戦を多く使えるようになれば勝ちにつながってきます。サーブでもっとプレッシャーを与えられればいいかなと思います。
東レの時はセンターの人が打数を打ってくれていました。東京GBでは結構僕のほうにトスがくるのでそこはプレーヤーとして一歩ステップアップができます。

――第2セットでガッツポーズなどが出ていたが?
星野:盛り上げようとしたわけではなく自然に出ました。会場がそうさせてくれました。
当たっていかないと道は開けていかないという感じでやりました。

――東京GBに加入し、東京体育館などの大きな会場でやれると決まったときにどのように感じたか?
星野:実は東京体育館では(東レ時代に)結構やっています。
大きな体育館でやることでワクワクするということではなく、観客の方が入って決勝戦のような雰囲気で会場の演出が凄くそこでスイッチが入ります。
エンターテイメントのイベントとしてワクワクします。

――古賀主将、星野選手に。サーブレシーブの選手間の関係性の構築で、今日は張(秉龍(ジャンビンロン))選手が受ける回数が多かったがどのような状況か?サーブレシーブのメンバーが変わる部分でどのようなコミュニケーションを取っているか?
古賀:ここからリーグが続いていくのでこれ以上は言えませんが今まさに構築中です。
星野:サイドの選手がいろいろ変わり古賀さんにストレス、負担が相当かかっているということは見ていて分かるところです。

――古賀主将に。今日初めてバレーボール会場に来た方がいる状況の中で、インタビューの中で「恥ずかしい姿を見せたくなかった」と言っていたが、そのような責任感を持つ中で2日間戦った感想は?
古賀:星野選手のように(前チームの東レアローズで)常に優勝争いをしていたチームから来た選手からすると今のこういう環境でやれる意味や責任、プレッシャーに慣れて何をしないといけないのかがわかると思います。
今のチームにそのような選手は少ないです。気負いすぎている、責任を負いすぎているところがチーム内の雰囲気としてありました。
これは強いチームに東京GBがなっていくにあたって乗り越えるしかありません。こういう環境でできる幸せをどうとらえるかだと思います。
星野が燃える言っていたように、ポジティブなマインドになる文化にしたいです。
これだけのお客さんの中で委縮したりするのは理解できますが、それを乗り越えた際にどのような姿になれるのか、チームの発展があるのかという前向きな考えにできればいいなと思います。

――守備でチーム全員でつなぐシーンがあったが?
古賀:自分たちは監督、スタッフが作ってくれた戦術を遂行するだけです。昨日全くブレイクできない中で修正した結果は今日現れました。
選手どうこうよりスタッフの仕事が実を結んだ形です。

――柳町選手に。(前身のFC東京から東京GBへ)環境が変わって練習に専念できるという部分などがあると思うが?
柳町:昨シーズンまでは仕事が終わってから練習ということが続いていたので体力的にきつい場面がありました。
今シーズンはプロ選手としてやっているので、日常生活の食事や睡眠などできることからやっていってそれがバレーボールに繋がる方向でやっていっています。

――会場の雰囲気はどうだったか?
柳町:僕自身大きな会場のセンターコートでプレーしたことがありませんでした。昨日委縮した場面がありました。
今日は肩の力を抜いてスパイクは無理をしないようにしたり、サーブも入れていく場面では入れていこうという固くならないようにプレーをした結果、昨日よりサーブとスパイクが安定したと自分では思います。

――会場の雰囲気に飲まれたか?
柳町:はい。

――今日は楽しめたか?
柳町:今日は楽しめました。せっかくこのようないい会場でバレーボールができるので楽しまないと勿体ないと思いました。

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