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会見・コメント

2022-12-07 12:35 追加

岡山・金田修佳「自分の考えに固執するところがあった」、日立Astemo・入澤まい「目の前の試合を全力で戦い抜く」、野中瑠衣「悔しさをパワーに。いつでも準備はしています」 V1女子

SV女子

●河本昭義監督

今年タイのタナッチャ選手が加入しまして、彼女をコートに入れる形でずっとやってきましたが、うちの強みであるつなぎがもう一つ上手くいかないというところがありました。年内最後だから一度フラットにして、今まで一番多くプレーしたメンバーでやってみようかなと。チームを落ち着かせるためにもね。
そこで、息切れしてくれば、攻撃力のある選手を投入しながらやってみようかなという試みでした。

最初、日立さんにすっと走られかけて、「この布陣では駄目なのかな」とかすかに脳裏に浮かんだところもありましたが(笑)、選手を信じて、セットを取られてもいいから、どのくらい適応してくれるかということを試すつもりでやりました。結果として選手たちが頑張ってくれて、要所要所で凡ミスが出ず、上手く機能してくれたのかなと思っています。
日立さんがホームゲームということもあって強気の攻撃に傾いた一面が出ていたので、そこがうちにとって良かったのかな、と。こちらのブロックにかかったり、日立さんらしからぬオーバーが出たことがチームの勢いを加速させましたね。
本来うちの今のチーム事情でストレートでというのは…うちが少しできすぎたのか、日立さんが少しだけ出来が良くなかったのか。凡ミスが出なかったので、うちの本来の流れでできたのかなと。

おそらく日立さんはあの布陣は全く想像していないと思います。ですから…桶狭間の戦いかな。金田選手と高柳選手の2枚で行ったのは今までなかったんじゃないですかね。選手がチームの今の空気をよく理解をしてくれたと思っています。

ーー今日の布陣について。自チームの修正を理由に挙げられていましたが、相手の裏をかく意図もあったのでは?

河本:それはまあどうですかね。4割、5割、うーんイーブンかな。うちは佐伯選手以外は破壊的な攻撃をする力がないので、ディフェンスにおけるブロックとレシーブの関係ですね。
他のチームよりディフェンス力で…要所要所でシーガルズの方がよく粘るなっていうイメージになる流れがうちの本来のチームスタイルなんですね。これを呼び戻すために、今日のスタートで遠藤選手を起用して。
金田選手がちょっと迷っていたので、あんまり責任を感じずに、フラットな形で1からやった方がいいんじゃないかなと、ちょっとだけ本人に話をしてみたのですが、それをわかってくれたのかなと(笑)

代表から帰ってきた後にコンディションを崩して、いろいろ本人も迷ってたんですね。宮下遥も然りですけれども。
みんなを活かしながら…チームの中で活性化を図らないと、うちは上位のチームには…。例えば、今日も日立さんのミスが少なくなった時にどういう展開になるのかなということも考えて、ですね。今日のメンバーなら、相手が爆発しない限りは防げて得点力も何とかなると。
そこで(得点力が)足らないときにどうするのかというのが今日のやり方だったんですけれどね。うちの選手の中でどういう戦い方が一番いいのかな、と。

核になる選手がいるんですよ。どこのチ-ムにも。うちの場合はその核の選手2人がずっと苦しんできていたので、もう一度仕切り直しというかね。作戦としてのこの布陣はなんぼ行っても6割くらいかな。どのくらい繋ぎが修正できるのかなということが狙いですよね。

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