2022-12-14 20:16 追加
髙橋藍パドヴァ、シエナにストレートで快勝 イタリア1部
パドヴァ ゲームレポート
Others / 全日本代表 男子
イタリア男子バレーボールリーグセリエA第6節、髙橋藍所属のパドヴァは現地時間12月8日(木)にホームでシエナと対戦し、3-0(25-16, 25-20, 25-20)のストレートで勝利しました。
この試合髙橋はスタメンで出場し、チーム2番目の15得点でチームの勝利に貢献しました。
第1セットスタメン
パドヴァ
OH:髙橋、デスメット(ベルギー)
MB:ヴォルパト(イタリア)、クロサート(イタリア)
OP:ペトコヴィッチ(セルビア)
S:サイッタ(イタリア)
L:ツェンガー(ドイツ)
シエナ
OH:ファンハルデレン(オランダ)、ペトリッチ(セルビア)
MB:リッチ(イタリア)、マッゾーネ(イタリア)
OP:ピナリ(イタリア)
S:フィノリ(アルゼンチン)
L:ボナーミ(イタリア)
●試合レポート
第1セット、パドヴァは序盤からOH髙橋のサーブが走ってMBクロサートとSサイッタの連続ブロック、OPペトコヴィッチのスパイクが決まり、更に髙橋のサービスエースも決まるなど5連続ブレイクで8-2として一気に試合の主導権を握ります。その直後にもMBクロサートのサーブから更に3連続ブレイクでパドヴァが12-4とリードを大きく広げます。中盤以降はシエナもOHファンハルデレンやOPピナリのスパイクが決まりはじめて18-12とやや点差を縮めます。しかし終盤再びOH髙橋のサーブからOHファンハルデレンを止めるOHデスメットのブロック、そして最後には髙橋が再びサービスエースを決めて25-16とパドヴァが危なげなくこのセットを取ります。
第2セット、パドヴァはMBクロサートのブロックやOPペトコヴィッチのエースなどで得点するも、シエナもOPピナリが当たり始めて7-7と序盤は点差が広がりません。しかし直後シエナに4連続でミスが続いて10-7とパドヴァがリードすると、その後もOPペトコヴィッチとOH髙橋を中心に点数を重ねたパドヴァが21-17とリードを保ちながら終盤まで進みます。その後OH髙橋のスパイクで連続してサイドアウトを取ると、最後は好調のMBクロサートのクイックが決まって25-20でこのセットも続けてパドヴァが取ります。
第3セット、序盤の競った展開からOPペトコヴィッチのサービスエースなどで11-8とパドヴァが抜け出しますが、直後のSフィノリが3連続エースを決めて11-12とシエナがすぐに逆転に成功します。しかしその嫌な流れをOH髙橋がスパイクで断ち切って12-12とすると、直後OH髙橋のサーブからサービスエースやOHデスメットのブロックなどで4連続ブレイクに成功し、16-12とパドヴァが再逆転します。その後もOPペトコヴィッチやOHデスメットのスパイクでコンスタントにサイドアウトを取ったパドヴァがさシエナに最後まで流れを渡さず、25-20でこのセットも取り3-0のストレートでシエナを下しました。
MVP:OHマティス・デスメット(12得点(うちサーブ1、ブロック4)、アタック決定率54%)
髙橋はチーム2番目の15得点(うちサーブ3)、アタック決定率67%、サーブレシーブ成功率70%と素晴らしい数字を残しました。
この時点でパドヴァは通算成績を4勝6敗9ポイントとして暫定10位。
次戦は現地時間12月11日(日)18:00(日本時間翌2:00)からホームで行われた同5位のピアチェンツァ戦。詳細は別記事にて掲載します。
文:堤敏樹
(『トシキブログ』より。※ブログ内で試合の感想なども掲載しています)
写真:Lega Pallovolo Serie A
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