2022-12-18 08:00 追加
東レ・髙橋健太郎「サーブで苦しい展開を打開できた」東京GB・古賀太一郎主将「悔いはない試合になった」天皇杯・準決勝会見
SV男子
■東京グレートベアーズ
●古賀太一郎主将(リベロ)
自分らの持っている力を出せましたし、東レさんもいいバレーをしていたので実力通りの結果になったと思います。
悔いはない試合になりました。
――東京GBという新チームで天皇杯ベスト4進出できた成果はどのように感じているか?
古賀:新チームとなって初めての目に見える結果という形でベスト4という成績を残せたことは自分たちにかかわってくれるスポンサーやファンの方に対して、日頃の練習の成果を目に見えて体現できました。
ここで満足したわけではありませんが、このタイミングで結果を残せたことは自信になりますし、関係してくださる方々に勇気、希望、夢を与えることになったと思います。
――地元の東京で決勝戦を目指して戦ったことに対して周りのファンの後押しをどのように感じたか?
古賀:自分のチームの応援団席だけではなく、体育館のいろんなところで東京GBのファンの皆さんがピンクのものを身に着けて応援して下さっていました。
難しい試合展開でしたがそういう人たちの後押しがあって最後結果につながりませんでしたがボールを最後まで追いかけられました。
これからも東京GBのファンを増やすとともに、バレーボールの素晴らしさというのはバレーボール界のみではなく広げていければいいのかなというのは自分たちのチームのコンセプトでもあります。
引き続き(チームの)強化とともに進めていければと思います。
――ベスト4に進めた要因は?
古賀:一言でいうと運が味方してくれました。サントリーさんもベストメンバーで戦えませんでした。
そういうことも含め自分たちに風向きがいいように傾いてくれました。
実力がある程度ないと運が味方してくれた時に勝ちにはつながりません。
そういった意味ではある程度の力がついてきたと思います。
――チーム結成1年目でベスト4まで進めたことで残せたことは?
古賀:東レさんは長い歴史のチームですので多分優勝以外は意味がないという形で天皇杯に臨まれたと思います。
自分たちはそうではなくて、今バレーボールができている環境であったり、1年前想像できなかった東京GBでプレーできていることの感謝が一番大きな大会でした。
勝負の世界なので勝ちにはこだわりました。それよりチームの雰囲気は今こういう環境にいられるという感謝の気持ち、そういう思いがありました。
結果には満足していませんが、チームとしてピリピリした雰囲気で大会に臨んだわけではなく、今置かれているにしっかり感謝をして臨んだ結果です。
今の自分たちにとってこれが全ての力を出せましたので後悔はない大会になりました。
――Vリーグが年明けから続くが今日の敗戦をどのように生かしたいか?
古賀:リーグ9連敗から始まり、その後2勝1敗という形で天皇杯に臨みました。
チームとしては今いい形でリーグの中堅のチームとしっかりやれる実力がついてきています。
今後自分たちが勝たないといけないチーム(との対戦)が出てきます。
そういったときに自分たちの力を出せるように…過信する必要はありませんが自分たちの等身大の姿でどのチームにも戦っていければリーグも結果もついてくると思います。
日々をしっかり過ごすことが今後大事になってくると思います。
●真保綱一郎監督
プランとしてはパダル、富田、小澤選手の強力なサーバーが揃っているのでそこをしのぐことでした。
セッターに手のきれいなボールが入らないのは間違いないので、(相手の)3枚ブロックの中でアタックの効果率を下げないことが大きなテーマでした。
いい展開を作れましたが、被ブロックはお互い同じ数でしたが、エラーが増えてしまいそこが勿体なかったです。
今日の緊張感のある試合にはなかなか耐え切れませんでした。
我々のカウンターが1~2本決まっていればセットを取れるチャンスがあったと思います。
しっかり年末練習をして上位チームに食らいついていきたいと思います。
――途中戸嵜(嵩大)選手から、星野(秀知)選手ではなく張(秉龍)選手に交代した理由について。
真保:戸嵜選手のアタック決定率が低かったので、攻撃面で張選手に交代しました。
写真:黒羽白
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