2023-01-11 15:11 追加
日立Astemo・齋藤加奈子「相手がMB1の布陣で驚いたが、まずは自分たちのことをやろうと」、姫路・田中咲希「ポジションが変わっても自分の役目は得点すること」 V1女子会見
SV女子
■ヴィクトリーナ姫路
●田中咲希選手(オポジット/ミドルブロッカー)
今日は第1セットの出だしから自分たちのプレーがしっかりできていたとは思うんですけど、中盤にかけてミスを出してしまいました。後から日立さんが押してきて、そのムードに飲み込まれてしまって、相手の展開にさせてしまったことが敗因かなと感じました。
●宮部藍梨選手(アウトサイドヒッター/ミドルブロッカー)
私自身は途中からの出場であったり、2枚替えという形での出場でした。何か変化をもたらしてほしいという意味で入れられたのですが、ムードを変えることだったり、ポイントを取ることがあまりできていなかったので、自分の役目が果たせなかったなと感じています。昨年からなんですが、自分たちであまり流れを作れないというか、相手に少し押されてしまって、そのまま流れを渡してしまうのがパターン化してしまっています。そこをいかに修正するかというのが明日の課題かなと思っています。
ーー宮部選手に。今日はサイドでの起用になりましたが、姫路では初めてでしょうか。
宮部:皇后杯の時に1セットだけ経験しました。それ以外はずっとミドル出ています。
ーーサイドでプレーしての感想は?
宮部:皇后杯の時はサーブレシーブは上手くいかなかったんですけど、攻撃面ではまっているイメージがあって。今日はサーブレシーブは皇后杯の時より悪くなかったんですけど、といっても良くもないですし、アタックの決定が1本もなかったと思うので…。求められていたプレーができていなかったという振り返りをしています。
ーー求められていること、とは? もう少し具体的に。
宮部:得点するということがひとつあると思うので、そういう部分ですね。プラク選手の逆サイドで決めることができる選手が必要になってくると思うので、そういう部分と思っています。
ーー田中選手に。今日は特殊なポジションというか、ポジション6、ミドルブロッカーの一角に入っていました。いわゆる「MB1」(本来のミドルブロッカーを1枚にして対角にサイドスパイカーを入れる戦術。2013年のワールドグランドチャンピオンズカップで日本女子代表が採用)になるかと思います。このポジションは初めて?
田中:そうですね、試合では初めてやるポジションです。
ーー手ごたえは?
田中:ポジションが変わっても自分の役割、スパイクで得点するということには変わりがないので。サイドで入っているときにはレシーブをしなければならないのですけど、ミドルはあまりレシーブをやらなくていいポジションなので、その分しっかり得点を取ることに専念しなければという気持ちで取り組みました。でも、終盤には相手にコースを読まれていたりだとか、自分の思うようなプレーはできなかったかなと思います。
ーーこのフォーメーション、自分のポジションを告げられた時は?
田中:正直びっくりしました。(実際にプレーしてみて)前の3回しかコートに入れないので、モチベーションの入れ直し方とか…。やっぱりミドルってすごく難しいポジションなんだなって改めて思いました。
ーー今シーズン、個人的な調子の面はどうでしょうか?
田中:得点を取らないといけない役目だと思っています。ですので、まずはしっかり得点を取ることが目標です。厳しい状況になった時にチョッピー(プラク・セレステ選手)ばっかりに頼ってしまっているので、そこが1枚にならないように。自分が少しでも負担を減らしていけるように得点を取れたらいいなと思っています。
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