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会見・コメント

2023-01-20 12:51 追加

引退発表の仙台・佐藤あり紗監督兼選手「古川学園を誇りに思います。宮城の高校生には感謝です」、ヴィアティン・深草絵里奈「大山加奈さんの一言で助かっています」 V2女子会見

V2女子 1月15日 会見コメント

V2/V3 女子

1月15日に荒川総合スポーツセンター(東京都)で行われたバレーボールV2女子の試合後会見コメントをお届けする。

リガーレ仙台 3(25-22、25-23、25-18) 0 ヴィアティン三重

■リガーレ仙台

●佐藤あり紗監督兼選手(リベロ)
(※佐藤あり紗監督兼選手は1月20日に今季限りの引退・退団を発表。本会見は発表前の1月15日に行われたものです)

第1、第2セットは自分たちのミスが多く、スパイクが決め切れない苦しい展開ではありましたが、要所では繋ぎだったり、苦しい時にもお互いの目を合わせて1点1点を積み重ね、25点を取り切れたことはチームとして収穫だったと思います。
第3セット、メンバーチェンジをしたのですが、少し機能しなかったこともあって、来週に向けて調整し直したいなというのがあります。途中出場した柳下夏苗が攻守にわたって活躍してくれたので、これからレギュラー争いだったり、選手を組み合わせていくことも楽しみになりました。

ーー今シーズンアウトサイドヒッターに起用している「エース」末永真由選手をこの2戦はミドルブロッカーに使いました。

佐藤:宮田あかりが少し肩を痛めていまして、チーム事情もあります。でも末永はミドルもアウトサイドヒッターもどちらでもできる選手です。どっちでも頑張ってほしいと思っています。

ーー対戦したヴィアティンの印象は?

佐藤:レシーブの粘りがありますね。スパイクが1本で決まらないなというのは、他の試合を見ていてもデータとしても気が付いていたことだったので「1本で決まると思わないで何回も攻めよう」という会話もチーム内で多くありました。
サーブで少し崩されてしまって、2段を決め切るコースが甘くなってしまったので、そこを調整しつつ次の相手への対策もしっかりやっていかなければいけないなと思いました。

ーーチームとしては、まずは3位以内に入ってファイナルステージに行くことが目標になると思います。

佐藤:去年よりもチームは仕上がっていて、一人ひとりの成長も感じています。去年負けているところにも今年は勝ったりとか、内容的にも戦えているなって。私が日立リヴァーレ時代に1ポイントで泣いた経験があって…セットも大事になってくるし、今のうちにポイントも稼いでいこうと話しています。

ーー母校の古川学園が春高で優勝されました。リーグ前には壮行試合も行われたそうですね。

佐藤:古川学園にはよく練習試合をさせてもらっていて。本当に強いんですよ。高校生なのかな?って思うくらい(笑)
県内にそういう強いチームがいるので、(オフシーズンは)練習をさせてもらいましたし、開幕戦2試合、負けはしましたが内容的に良かったのは、リーグ開始前に古学と壮行試合をやらせてもらったのが大きかったかなと思っています。
(春高優勝は)先輩としては誇りに思いますし、古川学園に入ってあらためて良かったなと感じています。周りからも「おめでとう」という声がありますが、卒業しているのに言ってもらって(笑)。現役の選手が頑張っていることで「古川学園は凄いね」となりますし、古学の方だったり宮城の方だったり、周りの方々に恩返しや、明るい気持ちを届けることができる。あらためて頑張りたいなと思いました。

古学の春高優勝もそうなんですけど、仙台育英高校の甲子園優勝もありました。宮城の高校生たちが本当に頑張ってくれているので、負けじと頑張りたいなって思います。高校生のカテゴリーで活躍して結果が出ているので、そこから先に繋がりがないともったいないですし、今のままだと申し訳ないな、と。
私たちも内容を楽しんでやろうと掲げてはいるんですけど、同時に結果も詰めていかなければいけないな、と。高校生の頑張りを見て特に思いましたね。

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