2023-01-21 05:40 追加
NEC・古賀紗理那「JTはトータルディフェンスが素晴らしいチーム」、JT・林琴奈「今季のNECはどこからでも決めてくる」 V1女子会見
1月13日 NEC対JT 会見コメント
V1リーグ 女子
1月13日にとどろきアリーナ(神奈川県川崎市)で行われたV1女子、NECレッドロケッツ対JTマーヴェラスの試合後の会見コメントをお届けする。
NEC 3(27-25、25-15、32-34、20-25、15-11)2 JT
■JTマーヴェラス
●林琴奈選手
今日はスタートから少しサーブが緩くて、相手にいい状態で攻撃やコンビを組まれることが多く、どこからでも決められてしまっていたので、そこは明日修正しなければいけない点です。 でも、それでも最初の2セットを取られてからの粘りは良かったと思うので、次はスタートからそれを発揮できるように頑張りたいと思います。
――2セット取られてからの3セット目の終盤のところから林選手のポジションが活性化したと思いますが、オフェンスで何か変化したところと、相手のディフェンスに対して、どのような策を練って、それがうまくいったのかというところを教えてください。
林:オフェンスの部分では、少しブロックの脇を抜いて拾われることが多かったので、自分もスパイクのアプローチを工夫して、もう少しブロックを利用して、ブロックアウトで点数を取っていこうというふうに 考え方を変えたのと、ディフェンスでは、私たちの締めるところと抜かすところの約束事が徹底できていなかったので、まずはそこをしっかり徹底しようと話したので、そこのディフェンスの守り方が少し改善されたのかなと思っています。
――先ほどお話のあった2セット目を落とした後の3セット目からの粘りについて。なかなか厳しいところからの3セット目、4セット目でしたが、粘れた理由とか、チームの雰囲気とか、その辺り変わった点はあったのでしょうか?
林:今日の試合はすごくハードな試合になるということを全員が理解し、最後まで諦めないで戦うということは自分たちの中で決めていたので、そこはしっかりできたと思います。やっぱりこのまま終わってしまったら、自分たちの成長にも繋がらないという話になり、そこの切り替えを全員でしっかりやっていこうという形になりました。
――そこから2セット取って、多分傍から見たら流れ的にJTが勝つんじゃないかなっていうところもあったと思うんですけど、 そこから最後にNECに取られてしまった理由は何が足りなかったと捉えていますか?
林:自分たちからミスを出してしまって、相手に流れを渡してしまっていました。最後は自チームミスが目立ったので、そこのミスをもう少し減らしながら、しっかり攻めていかなければと感じました。
――NECとは皇后杯でも当たらなかったので、今季初めての対戦だったと思いますが、率直に戦ってみての印象は? 相手は皇后杯で優勝しましたが、何か昨シーズンとの違いなど感じた部分はありましたか?
林:昨シーズンもそうでしたが、すごく粘り強いチームで、落ちたと思っても粘り強く上げてくるなと思いますし、前はレフトの決定が多かったですけど、今シーズンはどこからでも決定ができるたくさんのアイデアがあって、とてもいいチームだなと思います。
――今日は相手のアタッカー陣の決定力が軒並み高く、最後もつれたので、だんだん下がってきたものの、例えば山田二千華選手は最初の頃8割超えたりとか、山内美咲選手は6割をキープしていました。古賀紗理那選手は3割台で比較的抑えていましたが、相手に決定されたという部分で感じるところは?
林:今日はレフトもそうですが、ライトとミドルのエリアの攻撃がすごく活性化されていて、 そこからクロスもストレートも決められていたので、やっぱりそこはもう少しどっちかを締めて、どっちかを拾うことをしっかり徹底していかないといけないなと感じました。
――今日はリーグでは珍しいナイトゲームということで、アウェイの立場で戦ってみての印象を教えていただけますでしょうか?
林: NECさんのホームゲームはすごく一体感があって、私たちも試合中、競ってる場面などに相手の応援の力がひとつになってるなと感じました。
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