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会見・コメント

2023-01-25 11:32 追加

PFU・林有美「復帰には私自身も驚いています」、志摩美古都「(代表で不在の間)不安はすごくありました」、デンソー・中元南「義理の妹には負けられない(笑) 励みになっています」 V1女子会見

SV女子

●坂本将康監督

負傷者を出してしまって非常に申し訳ないなと思っています。大怪我になっていないことを祈りつつ、早い回復をしてほしいなというのが試合を終えて、今の一番の思いですね。
ああいう展開になって、怪我が出るような状況にしてしまって申し訳ないというのが第一です。そこで…ネガティブな空気が流れそうなところで、選手たちが良く頑張って、あのセットも逆転してくれた。勝ち切れて良かったなというのが正直なところです。
追いかける展開になったのは相手の良さもあったんですけど、自分たちのミス、凡ミスというか、それちょっと違うんじゃない?という得点のされ方ですね。自分たちが招いた失点が先に出てきて、それを後から回収するような展開が各セットともにあった。そこは選手たちとしっかり共有して、(リードされるのは自分たちのミスなのか)ちゃんとやっているけど相手の良さが上回っているのかということは明確にして、明日のゲームに臨みたいなと思って…思っている。以上!

ーー昨年のリーグ戦が終わった後、黒鷲旗、サマーリーグ、国体など各大会で好成績を残されました。今シーズンは上位進出を期待する声が多く聞こえます。負けが先行してしまっている現状をどう捉えていますか?

坂本:去年のことは忘れました。リーグ戦はリーグ戦なので。他のチームがどう見てるかは他のチームに行ったことがないからわからないんですよ。ねえ、どう思いますか?(司会の工藤さんに話を振る)

工藤:…

坂本:コメントは控えますか?

工藤:はい、差し控えさせていただきます。

ーー今シーズン、デンソーとは初対決になりました。デンソーは監督含め、陣容も変わりました。対戦してみての感想は?

坂本:勝って嬉しいよ。去年勝ててなかったし、そうだよね?(工藤さんに確認を求める)

デンソーがどういうチームかって? うん、セッターが上手いよね。セッターが上手くて守備が固い。攻撃が速い。彼女たちの持ち味を存分に発揮してくるチームですよ。まとまっているしね。選手同士の年齢も近いし。阿吽の呼吸が多いというか、コミュニケーションミスの失点もあまりないし。

ーー年明けからセッターに移籍加入の島原玖南選手を起用するケースが増えています。ブレス浜松では速攻バレーのキープレーヤーでした。彼女をどのように評価されていますか?

坂本:セッターは3人ともタイプが違うんですけど、島原は速い。高さも活かしながら速い攻撃ができるのが島原選手の特徴ですね。

ーーアコスタ選手のキャプテンとしての貢献については?

坂本:大変良いと思います。すごく頑張ってくれている。ただ、真面目過ぎてね。のめりこみすぎて自分で疲れちゃっているときもあるので、もうちょっとリラックスして、とは思いますけど。

ーー外国籍であるアコスタ選手をキャプテンに指名した理由は?

坂本:真面目で、しっかりやるし。言葉が通じるからコミュニケーションがとれるっていうわけでもないしさ。
コミュニケーションって取ろうとしなければ取れないじゃないですか。言葉が通じれば大丈夫ってわけじゃなくて。でも、取ろうと思えばとれるんだよね。
本当に伝えたかったら、例えば海外でお腹が空いたっていうことを伝えたかったら、死に物狂いで訴えれば伝わるじゃないですか。でも日本人同士だと、なまじっかわかったような顔をして済ませてしまうっていうことがあると思うんでね。でも、彼女ならやりたいことはきちんと伝える。だから伝わるし。
日本人同士は長くやると「ここはカットだよ」とか慮ることがあるじゃない(笑) ズバッと言えないし、強く言えないし。まあ、本当に思っていることをそのまま言っちゃったら大変なことになるのかもしれないけど。外しちゃいけないことをきちんと言えるのは大事だと思うよ。

(以下、ドラマ「silent」を例に話が続くが、割愛)

ーー先ほど言葉の中にあった、凡ミスとはどういうプレーを指すのでしょうか?

坂本:パスミスとかだね。ネット際もそうですし。バレーボールをしていない人が見て「あれ?」って思った部分があれば、そこなんですよ。
見ていて、ポーンポーンポーンてボールがつながっていても、途中で「えっ」「あれ?」って。それが凡ミス。
皆さん、それを感じる回数がうちの方が多いと思うんですよ。バレーボールやっている人だったら「ああ、あれはしょうがないか」と思えちゃんですけど、むしろ未経験者の方が(ストレートにわかる)。お見合いとかね。バレーボールやってない人が見たら「いや、今のそれ、ただのお見合いだろ。声かけろよ」みたいな。その回数がうちの方が多いんですよ。

ーーそういうのが出てしまうのは自分たちの問題? 相手のプレッシャー?

坂本:両方あるんですよ。相手のプレッシャーによって動揺したら、そこからそういうことにもなりうるし。でも、試合でそれをやっていたら、毎日練習しているのは何のためなのということになるので。それが冒頭に申し上げたうちの課題です。それをクリアしたうえで、相手の攻撃をどうするかという話になるので。

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