2023-01-27 11:22 追加
デンソー・松井珠己「責任や重圧をしっかり感じてやらなければ」、中元南「(頑張っている)工藤嶺を私も見習わないと」、PFU・坂本将康監督「点を取る気持ちを表現してほしい」 V1女子会見
V1女子 1月22日 デンソー対PFU 会見コメント
SV女子
1月22日に宝来屋郡山総合体育館(福島県)で行われたバレーボールV1女子の試合後会見コメントをお届けする。
前日に引き続き、記者会見は昨年までデンソーエアリービーズで活躍された元日本代表、工藤嶺さんが司会を務めた。
デンソーエアリービーズ 3(25-14、27-25、25-20)0 PFUブルーキャッツ
■デンソーエアリービーズ
●中元南選手(アウトサイドヒッター)
昨日の反省を活かして、今日は出だしから攻めていくことができていました。いい展開で3-0で勝ち切ることができたかなと思います。
皆さんの応援も力になったのでとてもありがたかったです。
●松井珠己選手(セッター)
昨日は第1セットの入りが上手く行きませんでした。今日はトスの配分もそうですし、どこに上げて行くのかっていうことを自分自身が一つひとつ考えながらできました。昨日の反省を活かすことができたゲームだったかなと思います。
●兵頭由希選手(アウトサイドヒッター)
自分がアタックで得点を取っていかないと、最後の厳しい時にネリマン選手にブロックが厚く行ってしまいます。今日はしっかりスパイクで貢献できるように入っていきました。出だしから自分たちのリズムが掴めたのは良かったと思います。
●オズソイ・ネリマン選手(オポジット)
今日の試合は勝てて本当にうれしく思います。今週は本当なら2勝することができたとも思うんですけど、これからだと思います。
ーー今日良かった点、昨日から修正できた点などは?
中元:昨日はスパイクがゾーン6、真ん中に集まってしまうことが多くて、相手が攻め返しやすい状況を作ってしまっていました。今日は相手が嫌がるコースに打つことができていたので良かったと思います。
松井:昨日はミドルを使う場面が第3セット、第4セットになってしまいました。今日は第1セットからミドルを意識した攻撃が展開できたのが良かったです。それから、昨日はトスがショートしてしまってスパイカーがラインに打ち切れなかったり、アタッカーのコース幅が狭くなってしまうことが多かったです。今日はそこを意識してしっかりラインに打てるトスを増やすことができました。その他には、昨日は相手のオポジットの選手に結構決められていたんですけど、今日はクロスディフエンスを意識してボールを上げることができたかなと思います。
兵頭:昨日、自分はスパイクが遅れ気味で打ち切れないケースが多かったです。今日は少し早めに入って速いトスを打ち切ることができました。苦しい状況の時にもティップで相手の攻撃をあまりさせないようにする対応も増えたのは良かったと思います。
ネリマン:バレーボールというのは個人のスポーツではないので、今日は本当に全員で勝ち切るということができました。日本では(アジア枠外の)外国籍選手が一人です。もちろん外国籍選手のプレーも大事だとは思うんですけど、日本人選手に頑張ってもらって一緒に勝ち切るのがVリーグにおける良いチームだと考えます。
ーー松井選手に。松井選手に寄せるファンの期待の声は常に大きいものがあります。昨日、敵将の坂本監督からも「デンソーはセッターがいいね」とのコメントがありました。注目を浴びる中で、改めて今シーズンの意気込みを。
松井:どこのチームもそうだと思いますが、セッター次第でゲームは決まると思います。そういう責任だったり、重圧はしっかり感じながら毎回やらなきゃいけないなと思っています。今シーズンは相手の研究だったり、自分の研究を重ねながら試行錯誤してやっているところなので、それがまだ未完成というか…まだしっくりくるところまで来ていなくて、今はチームに迷惑をかけている状態かなと思います。トスの配分もそうですし、質にもこだわって勝てるチームを作っていきたいなと思っています。
ーー中元選手に。この大会は2日間、元チームメイトの工藤嶺さんが会見の司会を務められました。司会者としての工藤さんに対して感想は?
中元:しっかりしたなぁ、って。
一同:(笑)
中元:もともとしっかりやる、真面目な人なので。そういうところはちゃんとこの場所でも出ています。バレーボールをやめても周りから慕われる人だと思っています。だから、ぜんぜん私も心配していないですし、むしろ私も学ばなきゃいけないなって思います(笑)
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