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会見・コメント

2023-01-27 11:22 追加

デンソー・松井珠己「責任や重圧をしっかり感じてやらなければ」、中元南「(頑張っている)工藤嶺を私も見習わないと」、PFU・坂本将康監督「点を取る気持ちを表現してほしい」 V1女子会見

V1リーグ 女子

●坂本将康監督

ミスに関する話を昨日したんですけれども、そこに関してあまり改善が見られず、同じような展開になってしまいました。
今日はうちのブロックが機能しなかったというか、相手がブロックされないようにしてきたこととデンソーさんのアタックミスが減ったこと(が勝敗を分けた)。貰える点数が減ってしまったのと、こちらが取る点数が単調になってしまった。その部分の差が今日のゲームに結果として出たということです。
課題になっている部分は、昨日も先週も変わっていない。そこを選手たちが把握できないといつまでも同じことを繰り返してしまう。繰り返してしまうこと、それが実力なんだと思います。
野球に例えると、ピッチャーだったら…ずっと試合でフォアボールを出していたら2軍に行かされるよね。わかっていてもできないってことは実力。それでも勝てるときには勝てるでしょうけど。
もう少し積極性というか、自分たちで点数をもぎ取る意気込み、自分の手で決めてやるという迫力、ガツガツしたもの。もっと「自分が点数を取るんだ」っていうのを表現しないとね。それはプレーヤーとしては大事なことだと思います。

ーー第1セットからデンソーがしっかり対策してきているのが見える試合でした。PFU側はスタートメンバーのアタック決定率が軒並み2割台、メリーサ選手のみは3割越えで健闘していましたが。

坂本:打ってはいるんだけど、相手が守りやすい。ブロックしやすいような打ち方だったり。トスも高いよね。決定力が下がったというよりも…そういうところかな。
(試合を構成する)ロジカルなところが足りないから(プレー単発で判断してしまう)。1本決まらないと、あれ?(これじゃダメなのかな)というような感じになって。スパイクミスが出ないように高いトスをあげる。そのトスをゆっくり打つ。そして拾われる。デンソーさんのブロックタッチ数とディグの数はうちより多いんじゃないですかね。
こっちがだめだからこっち、みたいな見え見えなことをやっていると手詰まりにもなるし。最後に打つ手がないからミスも出ちゃうし。

ーーチームはブロックのランキングが1位(1セット当たりのブロック決定本数)ですが、サーブ効果率では最下位です。数字上、サーブ&ブロックのバランスが取れていないことについては?

坂本:ええ?難しいことを言うねぇ。ブロックって単純に数を数えていけばいいんですよ。ブロックの数を数えてセットで割っているだけだからね。
だけど、サーブ効果率ってVリーグの作った算出方法じゃないですか。だから、その算出方法に合ったバレーボールができていないなって思っているだけですよ。ランキングの算出方法に沿ってチームの戦い方が決まるわけじゃないから。
失点が多いと数字は伸びないようになっているからね。サーブが最下位でもチームが最下位になるわけじゃないよね。

ーーおっしゃりたいことは伝わります。

坂本:まあ、そこで言うと失点率の多さは気にはなりますよね。今日もファーストサーブのミスが多い。ミスから始まったら相手は楽ですよね。(ミスの内容も)惜しくもないし。絶対アウトとか、絶対ネット、だしさ。サーブミスが多くても勝てるときはあるんですけれども。でも、(明らかな)サーブミスが多いっていうのはエンターテインメント性に欠けると思うので。見ている人が面白くないプレーは良くないと思いますし、勝つチャンスに対して自分たちから遠ざかるのでね。

撮影 堀江丈

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