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会見・コメント

2023-02-10 10:51 追加

JAぎふ・高石明美「気持ちはひとつで戦う」、GSS東京・張心穆意「ヤバイ!と思っていたサーブが入った」、群馬銀行、ヴィアティン V2女子会見

2月4日、V2女子前橋大会会見

V2/V3 女子

2月4日にヤマト市民体育館前橋(群馬県)で行われたバレーボールV2女子の試合後会見コメントをお届けする。

第1試合

GSS東京サンビームズ 3(25-16、25-10、25-27、25-21) 1 ヴィアティン三重

■GSS東京サンビームズ

●伊藤きわ美主将(アウトサイドヒッター)

第1、第2セットはヴィアティンさんのサーブミスに助けてもらってセットを取れた部分がありました。第3セットにヴィアティンさんが勢いに乗った時に、自分たちのバレーができなかった印象があります。

●森田英莉選手(オポジット/セッター)

自分たちがやりたい2セッターを軸にバレーの展開ができたのが良かったかなと思います。

●張心穆意選手(ミドルブロッカー)

第1、2セットは相手のミスに助けてもらいましたが、相手が対応してきた第3セットはこちらの対応が遅かったです。連続失点を無くさないとリードをしても逆転されて負けてしまう。もう少しこちらの対応力を高めていかないと。替わって入るメンバーの集中力も大事だと思います。

ーー伊藤主将に。シーズンも後半になりましたが、ここまでのチームはどう評価する?

伊藤:毎試合、別のメンバーで戦うことも多い状況です。その中で一人ひとりの役割、やるべきことを全うしなければいけません。これまではそれが形にならない、うまく噛み合わない部分が多くありました。2セッターを始めた中で、今日は良い結果で終わることができたと思うので、この状況をもっと良くするために、チーム一丸となって頑張っていきたいなと思います。

ーー伊藤主将は長らく怪我で出場できなかった時期がありました。今日はスタメン。手応えはどうですか?

伊藤:膝の調子が悪くて、前のシーズンも今シーズンも試合に出れなかったり、リリーフサーバーでの出場が多くなっていました。今は少しずつ調子が上がってきていて、レシーブでは自分の理想のプレーに近づいてきていると思います。でもスパイク面では助走の速さだったりとか、打ちたいコースに打てていないので、もっと点を取れるように頑張っていきたいなと思います。

ーー森田選手に。以前、自分は何でもできるプレーヤーとおっしゃっていましたが、本当に何でもやっていますね(笑)。レシーバーからセッターまで。

森田:すべてのことに対して携われるのが2セッターのいいところですね。レシーブでも貢献できるし、スパイクでも貢献できるし。でも、スパイクにしろトスにしろまだ足りていないと感じています。2セッターの責任をもってやりたいですし、常に前の3枚、バックアタックも活かしたプレーをするのが一番理想の形です。
自分はレシーブを安定させることが役割ですので点を取る以上に守備を頑張りたいです。対角の菊地零選手は攻撃型の選手だと思うので、スパイカーとしての彼女を活かすのは私の仕事です。タイプが違うお互いを活かしていけたら良いですね。まだ菊地選手を活かしきれていないというのが自分の課題です。今シーズンはそこを意識してやっていきたいなと思います。

ーーどころで森田選手のセッター経験は?

森田:メインでトスを上げるのは小学生の時に1年間くらいですね。JOCでは「何でもできる」という形で入っていました。

ーー身長差のある張心穆意選手に上げるのは大変?(ムイ選手苦笑い)

森田:簡単ではないです(笑) でもムイさんが思い描くところに上げればムイさんは100%決めてくれます。今日コンビが合ったのはたまたまだと思っていて…練習でもなかなか合わないことが多くて、ムイさんにいろいろ要求してもらってそれに少しずつ向かっている最中です。今日の感覚はすごく良かったと思うので、これを継続的にできれば。ムイさんを中心に高さを活かす攻撃ができれば、今後も良い試合ができると思います。

ーー1本目が崩れた状態で上げることも多かったですね。

森田:Bパス、Cパスになった時でもムイさんが前衛にいれば、そこをめがけて上げます。何とか処理してくれるし、決めてくれる。そこを一番にしながら、サイドも意識してやっています。

ーー張選手に。今日のスパイクの手応えは?

張:まだコンビが合わせきれていないので当たり損ねも多かったんですけど、高さか速さかどちらかがあれば打てます。今日は速さがあったので、スパイクは打ちやすかったです。

ーー守備に定評のあるヴィアティンですが、張選手の対応で少し混乱していたようです。

張:私が一番リーグで大きいので、どのチ-ムも私の対策をしてくると思います。コンビが合わない中でもどう決めるかというのが課題ですね。

ーーサーブも良かったです。ブレイクもありました。

張:今週の練習ではサーブをめちゃくちゃミスっていました。正直、今日は「ヤバイ」と思っていたんですけど…意外とうまくいきました。たまたまですね(笑) サーブにはそんなに自信がなくて、決まった時は自分でも「おーっ」って思っちゃう。

一同:(笑)

ーーそうですか? 新人の頃から良いサーブを持っている印象でしたが。

張:私は手を伸ばしたらネットを超えるので、上から打つと上手くいくときは上手くいくのかなと。明日もやってみないとわからないし。あまり期待しないでください(笑)

●笛木彰監督

年明けから連敗が続いていたんですけど、先週の群馬銀行戦から2セッターシステムが機能してきました。今日はやってくれるかなと期待していました。第1、第2セットはその2セッターが機能して、ミドルもしっかり使えたので流れとしては良かったと思います。サーブレシーブも安定して、そこからのサイドアウトが取れていたので相手にブレイクを与えるような場面もあまりありませんでした。第3セットは押し切らなければいけなかったんですが、2枚替えをきっかけに注意力が散漫になってしまいました。

ーーなぜ今、2セッター?

笛木:もともとリーグの始まる前から構想としてはありました。2人のセッターは身長が高くないので相手に上から打たれる。(本来セッターではない菊地、森田の)2セッターにした結果、ブロックも良くなりましたし、森田がずっとコートにいることでサーブレシーブが安定しています。中澤とのコンビも大分合うようになりましたし、試合を重ねるごとに流れがスムーズになっていますね。

ーー中澤選手のアタック決定率も高くなってきていますね。

笛木:最初は戸惑いがあったようです。大学の2部リーグで戦っている相手に比べるとV2のチームはブロック力もある。大学では決まっていたスパイクがここでは決まらなかったり。期待に応えようと気負いもあって、相手のマークも付く。
でも練習ではチームに馴染めていますし、初戦と2戦目くらいまでは少し数字が出なかったのですが、今は頼りになる存在です。打つだけじゃなくサーブレシーブもいいですし、ブロックもいいのでチームに欠かせない選手だと思います。ブロックは1対1でも点数を取ってくれる。他の選手の勉強にもなると思います。

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