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会見・コメント

2023-02-10 07:00 追加

サントリー・小野遥輝「今日は個人として全然ダメだった」山村宏太監督「ベストメンバーでフルセットで負けたのは久しぶり」V1男子会見

V1男子 サントリー会見

V1リーグ 男子

2月5日に三島市民体育館(静岡県)で行われたバレーボールV1男子、東レvsサントリーの試合後会見コメントのうちサントリー分をお届けする。

■サントリーサンバーズ
●藤中謙也選手(アウトサイドヒッター)

どっち(土曜日、日曜日)もサーブがカギを握っている試合だったと思います。
相手もしっかり戦略的なサーブ、ストロングサーブを効果的に打ってきていました。
そこをもう少しいい形でサイドアウトに繋げられたら良かったです。
●小野遥輝選手(ミドルブロッカー)

昨日勝ち今日フルセットで負けるという形になりました。
第4セット(23-25で)取り切れずに東レさんの粘り強さになかなか耐えきれなかったわけではないですが、競った展開で粘りで最後第4セットを取られました。
第5セットもこらえきれる、こらえきれないところ(両方が)があり、シンプルにフルセットで敗戦してしまったところが悔しい部分です。
●ムセルスキードミトリー選手(オポジット)

東レは非常に強いチームです。試合のことをまだ(振り返って)考えていてこれ以上コメントできることはできません。
今日は勝つつもりで来ましたが、その試合で負けたのは悔しかったです。
今日の試合は自分たちの順位に大きく影響するような試合でした。
2週間後の試合からしっかり上位になれるように頑張りたいと思います。

――小野選手に。第4セットから米山(裕太)選手が入ってきてほとんど攻撃に参加しない(0得点/1打数)状況だったがディフェンス面で切り替えたところはあるか?
小野:(相手のライトをブロックする)ムセルスキー選手が隣に並んでいることが多いので、もしレフトに上がったとしても(攻撃力が一番高い)パダル(クリスティアン)選手はないので、そこはライト側のパダル選手に対してしっかり行くというところがあります。
ミドルの髙橋(健太郎)選手が(セッターよりライト側で打つ)Cクイックで決定率が高かったので、レフトはレフトに対峙するブロッカーに任せる形でした。
米山選手が入ったからではなくそこが(先発の)小澤(宙輝)選手でも割り切ってやっていました。
今日の東レさんの戦い方に準じて変えていった感じです。

――対応は変えたわけではなかったが、最後にパダル選手に得点を決められてしまった形か?
小野:もちろん試合の終盤になって第4、5セットに関しては相手チームもエース(パダル選手)に集めてくるとは思っていました。
米山さんに(セットが)上がっていない状況もあったのでパダル選手に厚くはいっていましたがいい(ブロック)タッチ、止めきれることはできませんでした。
そこまで(アタック)決定率を下げることができなかったのは反省点です。

――今日の攻撃面、現在の調子はどのように捉えているか?
小野:今日の試合に関してもそうですが、個人としては全然満足ができていません。言ってしまえば良くない状態でした。
攻撃面で任されている部分でそこを決めきれないというところもそうですし、ブロックもいっぱい止めているわけではありません。
今日は個人として全然ダメでした。

――昨日、今日髙橋選手がCクイックでムセルスキー選手(がブロックするレフト)と逆のライトのほうを攻めていたがどのように対応したか?
小野:Cクイックの使用量に関しては我々とやる前から多いと分かっていました。
僕ら(のチーム)の場合は(背の高いブロック力のある)ムセルスキー選手がいるのでそこはある程度割り切ってやっていました。
コミット(ブロック)に行くときはしっかり行っていました。
高さのある選手に対して、リード(ブロック)で行ったときは相手の上から打たれたりなかなか反応し切れず抜かれてしまうことが多かったです。
ベンチの指示でそこまでマークしなくてもよいケースはありましたが、マークをした時に止め切れない、(ブロック)タッチを取るまで行き切れていませんでした。
(アタック)決定率を下げることができなかったのは、僕の役割であるしっかり行くというところで外してしまったからでもあるので反省点です。
そこは徹底しなければいけなかったと思います。

――ムセルスキー選手に。年末怪我や体調不良があったが、今のコンディションは?
ムセルスキー:大丈夫です。(日本語で。両手でグッドサインと出しながら)

――後半東レのブロックに対してスパイクミスをしているように見えたが(31得点/51打数 62.0%だが6失点)自身ではどのように捉えているか?
ムセルスキー:自分の正面にパダルと髙橋選手が2人が(ブロックに)跳んでいて2人のブロックが良く、いかに得点を取るかというときにミスが増えてしまったという感じです。

――今シーズンフルセットの試合で負けるのは初だったが(この試合の前まで5勝0敗)勝ちきれなかった要因は?
ムセルスキー:全ての試合に勝つのは難しいです。時にはこのような負けから得られることもあります。
自分たちが今後強いチームになっていくためにはこういう経験も必要です。

――バレーボールを良く知っていて同じチームでプレーしていた小川(猛)通訳になって変わった点は?
ムセルスキー:何と言ったらいいかわからないところはありますが、(前の)ダニエルリマ通訳はリマ通訳で僕は僕、全く違う(背景の)人がやっています。
リマ(前)通訳と僕、小川通訳と僕の関係性は良いので問題はないです。

――藤中(謙)選手に。サーブとサーブレシーブ(レセプション)について。
藤中(謙):第1セットから2セットに関しては特に変えていません。
個人のミスで(サーブで)オーバーしたり、(レセプションで人と人の)間を抜かれたりしました。
第4セットの最後(富田選手が連続サービスエースを取って東レがセットを取ったシーン)でもああいう(23-23で競った)場面で攻めるしかないですし、それでいいサーブが入ったのは事実です。
そこをエースではなくて攻撃までもっていったらどんな展開になっていたか分かりません。
直接失点は無くすべきだったと思います。

――サーブでは相手のリベロがカバーしていったなどあり変えた部分があったと思うが。
藤中(謙):連続失点するなという指示、相手のパイプ(バックセンターからのアタック)を無くすというメインのタスクがありました。
そのうえでパイプだけではなく、Aパスになった時点で昨日と違ってブレイクを取れていませんでした。
そこは後半(強く)打つようにしましたが連続ミスは無いように意識していました。

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