2023-02-14 14:10 追加
パナソニック 大塚達宣「コンビミスなどがあってもネガティブにならず強い気持ちで戦い抜けた」深津英臣「真保さんに僕の癖を読まれているのでスパイカーに助けてもらった」会見
パナソニック会見
SV男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MEN 2023年2月3日に墨田区総合体育館で行われた東京グレートベアーズ対パナソニックパンサーズの試合後記者会見をお届けする。試合はパナソニックがストレートで勝利した。
○深津英臣
とにかく勝ったことが自信もつくし、ファイナル4以上進む道の絶対条件だと思うので、それはすごく良かった。ですが、内容としてはセッターとしてはまだまだコンビミスであったり、もう少し決められるところがあるかなというところが今日すごく多かった。
結果は第一ですけど、優勝という最後の目標を実現するにはまだまだ詰めないといけない。
○大塚達宣
3-0で勝ち切れたことはすごく大きい。グレートベアーズさんはすごくサーブがよくて、ディフェンスもかたく、ブロックとの関係もいいのは事前にわかっていたので、点差がなかなか離れることはないだろうなと思っていましたが、その中でサイドアウトをしっかり我慢して最後の25点までとりきれたことはよかった。
その中でももう少しブレイクのチャンスで決めきれるところとかミスが有ったので、今日悪かったことは修正して今日よかったところは明日につなげたい。
○エバデダンラリー
アウェイの状況で勝ち切れたことはすごく大きかった。その中で特に2セット目ですけど、なかなかブレイクが取れず苦しい場面が多かった。
アウェイで苦しかったですけど、今日勝てたことは前向きにとらえたい。
――深津さんに。まず1セット目、ご自身もおっしゃったようにコンビミスが何度かありますが、どうとらえて、どう修正したのか。
深津:正直ああいうミスをしてるとチームの士気も下がりますし、リズムも崩れますし、失ったリズムを取り戻すのは難しい。ああいうミスは本当になくさないといけない。ただああいうミスが起こったあと、しっかりと大塚と話し合って試合の中で修正していけたのはよかった。明日以降ああいうミスをしないように。いくら昨シーズンもやったとはいえ、今シーズンも一からやっていきたい。
大塚:いつも話し合いの中で責任をはっきりさせる。今日のシチュエーションだけに限らず普段から、今の自分の入り方が悪かったのか、それともトスがずれていたのか話をする。今までもたくさんそういうことがあったらお互いがずれたりすることもあるので、一回一回確認しています。もっともっと精度もあげていける。大事なところで託してもらえるコミュニケーションを取りたい。
――みなさんに。さっき大塚さんがGBのディフェンスについて。それぞれのポジションから見るGBのディフェンスについて。
深津:真保監督相手が僕のくせをすごくわかってるので、ディフェンスというより相手のブロックがイヤでした。それは前のチームの監督をされているときからイヤでした。
真保さんは全部指示してるんだろうなと思いながら、スパイカーに助けてもらいました。
大塚:深津さんと同じ感じですが、僕たち大学生のときも東京で近いこともあってよくグレートベアーズさんと練習試合させてもらったことが何度かあって、大学生相手でもしっかりデータとか対応されて、なかなか簡単に点を取らせてもらえなかったので、それだけ選手とスタッフのコミュニケーションがとれている。みんなが組織的な動きをしているチーム。いろんな声かけのしかたとかいうのも、お客さんもなかなか声を出せない状況なので、自分たちのコートの声が大事。そこは自分たちも見習いたい。
ラリー:ミドルブロッカーとしてはコミットでとんできたりリードできたりしてやりづらかったんですが、そういうところを深津さんがうまくかわしてくださった。
――大塚さんに。攻撃面の反省をされてますが、特に前衛のときにブロックつかれてもしっかりワンタッチをとったり力を抜いても決めてる印象があった。
大塚:今日の試合を通して、ネガティブになることはなかった。たしかにコンビミスの1本2本バックアタックであったんですけど、それ以外今日は強い気持ちを持ってやることはできた。
スパイクがきっかけというかレシーブがきっかけで、いつも異常にできた。
総合的なプレーで見ると、動きとしてはそんな悪くはなかった。
強い気持ちをもちながら3セット戦えた。
――エバデダンさんと大塚さんに。卒論は? どういうテーマで。
大塚:ハイボールなどの難しい状況でスパイクをより効果的に決めるための打ち方の研究を試合の数字を使って書きました。
ラリー:ミドルブロッカー相手のシステムに対しての手の出し方の研究です。
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