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会見・コメント

2023-02-18 09:44 追加

仙台・佐藤あり紗監督兼選手「選手一人ひとりを見て、 応援してほしい」、千葉・森田実夢「普段は明るいチーム。そこをもっと残りの試合で出していけたら」 V2女子会見

V2女子 千葉対仙台 会見コメント

V2/V3 女子

2月12日にキッコーマンアリーナ(千葉県)で行われたバレーボールV2女子、千葉エンゼルクロス対リガーレ仙台の試合後の会見コメントをお届けする。

千葉エンゼルクロス 1(25-23、17-25、23-25、20-25)3 リガーレ仙台

■リガーレ仙台

●小澤史苑主将(オポジット/アウトサイドヒッター)

今日はこちらがブレイクやサイドアウトが取れなくなった時に苦しい展開が続いたんですけど、その中でも鈴木音や柳下夏苗などが頑張って点数を取ってくれていたので、その分、私は守備で頑張ろうと思いました。 そこをチームとして、みんなで取り切れたことが良かったと思いますし、中盤から入ってきた宮田あかりもしっかりとブロックポイント取ってくれたり、流れを変える場面を作ってくれたので、そこが今日は勝ちに繋がったかなと思います。

●加藤優奈選手(セッター)

昨日の敗戦があって、今日はなんとか勝利を収めたいという思いで臨みました。反省点はすごくたくさんありますが、やはり勝つことで何か自信になることや得ること、負けることでも得ることもあるし、 自分たちの改善点が見えた2日間でした。そこがまず、大きな収穫だったかなと思います。若手の鈴木音がフレッシュさでみんなを引っ張ってくれて、それに負けないように、もっともっと周りも成長しなきゃいけないなと感じた試合でした。

●佐藤あり紗監督兼選手(リベロ)

千葉さんは、うちのスパイクに対して、すごい対応してきた印象を受けました。スタートで入ったメンバーで勝ちきれなかったっていう点は、チームとしては 大きな課題になってしまったので、そこは最初にスタートに入ったメンバーが最後までコートに立ち続けられるような戦い方を教えなければいけない。その中でポジティブなメンバーチェンジができればいいなと思いました。

――小澤主将に。対戦してみての千葉の印象は?

小澤:ミドルのブロードに走られるのが結構嫌だなと感じました。ライト側から決められることが結構多かったので、そこからの失点が多く、難しい展開になったと思います。勢いのあるチームなので、すごく乗ってこられた時に、私たちがちょっと沈んでしまうところがあったので、そういったところで戦いにくさがありました。

――その状況を打開するためにどういうことを考えましたか?

小澤:レシーブとブロックの配置を変えてみたりとか、人を変えてブロックについてみたりとか…。 その場面でできることをチームの中で話して、対応できたのはよかったのかなと思います。

――加藤選手に。今日トスワークの部分で気を付けたことは? ご自身のそのセッターとしての特徴も教えてください。

加藤:今日はいつもの速いバレーというよりは、 打たせるトスを上げることを意識しました。そんなにスピードのある選手が多いわけではないので、一人ひとりの良さが出せるようなトスを上げれたらと思って、昨日も今日もやっていました。苦しい時に決めてくれるスパイカーを、その試合の中で自分で見つけて頼るところだったり、支えるための声かけだったり、目と目を合わせてアイコンタクトだったりというところから組み立てました。

――加藤選手はサーブもいいですが、得意なプレーですか?

加藤:得意です(笑) ありがとうございます。

――佐藤監督兼選手に。最近、他競技でもシーズン途中に現役引退を表明し、ファンの方が最後に見てくださるようにという形が広がっており、今回、佐藤さんも同じ形を取られたと思うのですが、現在はどのような思いでリーグを戦っていますか?

佐藤:そこに関しては、複雑な気持ちでいるのは正直な思いです。最後にこのユニフォームを着てプレーしているところをたくさんの方に見てもらいたいということもあってのシーズン中の発表でした。結果的に、チームメイトを含め、いろいろな方をびっくりさせてしまったり、動揺させてしまったという点では、すごく申し訳なかったと思います。その分、しっかりプレーをしていかなければいけないなと、昨日の試合をして、自分のプレーを振り返った時に改めて感じました。

――今日の会場は元の所属先(日立)の隣県でしたが、関東での試合ということで、知り合いの方が会場に来たりはしましたか?

佐藤:そうですね。関東には知り合いがたくさんいるので、いろいろな方に来ていただきました。高校・大学時代の同級生など、さまざまな方々、特に一緒にやってきたプレーヤーに見てもらえたことがすごく嬉しく思います。

――この2日間、ご自身のプレーとしては、いいものが見せられたかなと感じていますか?

佐藤:うーん、昨日は0点で、今日は勝ったんで、100点にしていいですか?(笑)
でも、自分のプレーももちろん大事ですけど、選手の活躍だったり、楽しそうな顔を見ることの方が嬉しいし、楽しい。やりがいを感じます。

――将来的には選手を育成したり、子どもたちを育成したりして、自分のチームを持ってみたいとか、そういう夢はありますか?

佐藤:バレー人口が減ってるっていう点で、そういうことも含めて宮城に戻ってきているので、今の活動にプラスしてチームも持てたらいいなとは思うんですけど、より多くの子どもたちだったり、ママさんバレーだったり、いろんな世代の方々と触れ合っていきたいなと。バレー以外でも、入り方って何でもいいと思っているので、そういうきっかけとか、新しい生き方とか、そういうのを体現できたらいいなと思っています。

――選手として目指していたものがあると思いますが、自分が思い描いたプレーヤーというものに、最終的に近づいた形で終われるという手応えはありますか?

佐藤:プレーだけではなく、それ以外でも運営のやり方だったり、グッズだったり、そういうこともすごく大事だなと私は感じていて、そういう部分がプレーヤーというよりも、心残りだったり、やりきれなかったなと。チームメイトに対しても含め、申し訳なさや悔しさ、もどかしさがあります。

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