2023-02-24 20:07 追加
日立Astemo・德本歩未香「初めてのVの試合。高校生とは違う速さや高さを肌で実感した」、NEC・島村春世「これが完成形ではなく、まだまだコンディションを上げられると感じている」 V1女子会見
SV女子
■NECレッドロケッツ
●島村春世選手
今日の試合は1・2セット目は本当に自分たちのサーブでいいリズムが取れて、ブロックディフェンスにはめて、そこからの攻撃がすごく決まっていた試合だったと思います。3セット目はこちらのサーブのクオリティが少し落ちてしまいました。2セット目をとった後のサーブのクオリティが課題だと思っているので、そこのクオリティを上げていけるようにしつつ、明日もとにかく勝ちに行きます。
●古賀紗理那選手
先々週に日立さんに2戦負けてしまって、その悔しい思いがあったので、今日3-0でしっかり勝ち切ることができてよかったと思います。明日は違うチームと当たるので、またしっかり集中し直して、ストレートで勝てるように頑張っていきたいと思います。
●上野香織選手
チームでも序盤の最初の出だしというところはずっと言っていたので、まず1セット目の入りからいい形で取り切れたのは、とてもよかったと思います。
古賀選手も言ったように明日は別の相手になりますが、チームとしてやるべきことは変わらないと思うので、自分たちがやるべきことを、また明日もやっていきたいと思います。
――島村選手に。今シーズンは最初の方に比べて試合出場が多くなってきました。 今日もブロードに果敢に跳んでいましたし、決定率も57%と数字も良い結果を出しています。その手応えや、今シーズンここまでの総括という形で感じていることを教えてください。
島村:シーズン初めは、自分のコンディションの調整という形にさせていただき、その調整が徐々に上がってきている段階です。 まだこれが自分の完成形ではないと思っていて、ここからまだ上げられるなというところも試合を通して感じています。
ここでは具体的にはお伝えできませんが、そこの部分を上げていけるように、自分の手応えとしては6~7割ぐらいまでは持ってきてるのかなと思うので、まずはここを最低ラインとして、明日とにかくベストパフォーマンスを出して、勝ちに行きたいと思っています。
――古賀選手に。今日はバックアタックを4本打ってすべて決まっていますが、バックアタックの手応えは?
古賀:パイプに関しては、今日決定率が良かったこともあるんですけど、まだまだ自分のコースやスロットのチョイスをもう少し幅を広げていった方が、チームとしても個人としても助かると感じているので、またさらに精度を上げてやっていきたいと思います。
――引き続き古賀選手に。今シーズンの日立Astemoの印象は?
古賀:素晴らしいチームだと感じています。オフェンシブな選手もたくさんいますし、それに負けないように、自分たちもオフェンスで圧倒していこうという話をしていたので、まずは今日3-0で勝てたのでよかったと思います。
――上野選手に。今日、サーブが非常に良く、効果率的にもいちばんよかったですが、サーブのフォームもとてもきれいだと思います。サーブに対しての今日の感想や、こだわりがあれば教えてください。
上野:サーブはあまり自信がないというか、今日これだけ数字に出たのは良かったと思うんですけど、コンスタントに出ていないのは自分でも感じています。
いい時と悪い時の差を自分でも感じなければいけないし、サーブはチームでやるべきことのひとつでもあるので、全員がビッグサーバーなれるようにしなければならない。サーブで攻めるというのがまず第一にあるので、それは私だけではなく、チーム全員でやっていかなければいけないなと思います。
――今シーズン、上野選手の存在でチームが助かっている部分が非常にあるのではないかと感じますが、 ここまでの手応えや、自分に課せられてる役割をどのように感じているのか教えてください。
上野:ミドルブロッカーとしてオフェンスにしっかり貢献することはもちろん、それ以外の部分でも、今コートに入っている年齢層が自分と同い年だったり、高めではあると思うんですけど、その中でも冷静に判断しなければならない場面では、多分、自分が一応得意としてるところなので、冷静に判断してみんなを助けられたらいいなとは思います。
――古賀選手に。コロナや故障者などチームが苦しい状況があった中で、チームを立て直すために、何か言ったり、働きかけていることがあれば教えてください。
古賀:チームを立て直すために言ったことはそんなにないです。体調不良者が出るとか、そういうのは本当に仕方のないことですし、苦しい状況ではあったんですけど、負けた試合も収穫もたくさんありましたし、そこが最後に花咲けばいいなと思っています。そういうことはみんな理解していますし、苦しいところもチーム全員で乗り越えるのが私たちのチームだと思います。これからも厳しい戦いは続きますけど、チーム一丸となって戦っていかないと私たちのチームは勝てないので、またそこをみんなで理解し合いながら、 勝ちに向かって頑張っていけたらいいなと思います。
――古賀選手に。チームの強みであるサーブを生かしていくために、練習で今まで以上に取り組んでいることがありましたら、教えてください。
古賀:チームとしても、スピードサーブをまずは意識して取り組んでいます。その中で厳しいコースに打つとか、ショートを入れるとか、そういう工夫を各個人でやっているので、そこがサーブで崩せる要因だと思っています。サーブの意識はみんな高いところでやっているので、また明日からもサーブで攻めるという気持ち、スタンスは変えずにやっていけたらいいなと思います。
――島村選手に。明日は今季のホームゲーム最終戦ですが、会場内の雰囲気や一体感みたいなものをどのように感じていますか?
島村:大田区総合体育館の性質上、お客さんがすごく近くに感じられ、なおかつ本当にたくさんの方にご来場いただいて、自分たちが苦しい時や決まった時にはハリセンの音で盛り上げてくれるような、そういう一体感がすごくあったので、 自分たちのこの3-0という結果は、応援してくださる人たちのそういうところで盛り上げてくれた結果でもあるのかなというふうに思っています。
――今季は観客数をフルにしているという意味でも違いを感じますか?
島村:今は100%入れているので、50%の時との人数の差はありますが、演出のところでも年々レベルアップはしているというか、「今年はこういう感じで来たのか」というちょっとした変化があって、そういうところをモチベーションにできる部分もあります。
今年は始球式を取り入れることもすごい多くて、今日はカジサックの方に来ていただいて、すごく嬉しいなと感じました。選手たちもそういうところでテンションが上がったりしますし、そういうところでの変化も感じています。
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