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会見・コメント

2023-02-25 10:50 追加

V2女子で230試合達成、偉業を成し遂げたGSS東京・色摩知巳「とにかく今が楽しい。スピーチでは頭が真っ白になってしまいました(笑)」、中澤恵「バレーの楽しさを嚙み締めることができた日でした」 V2女子会見

V女子

●笛木彰監督

今日は選手の頑張りに尽きますね。とにかくサーブで攻める。相手の攻撃を絞って、選択肢を減らしてブロックで頑張ろうと。この徹底がセットを通してできたと思います。
ここのところずっとサーブが緩くて、昨日の試合でも簡単にサイドアウトを取られるケースがありました。そういう失セットのパターンがずっと続いていたので、とにかく今日は思い切ったサーブで攻める。一か八かのサーブでいいからと。
昨日(大野石油戦)はサーブで8点のエースは取っていたんですけど、5セットやって失敗が2本だったんですよね。失敗2本ということは厳しく狙ってはいない。やっぱり「入れてけサーブ」になっている、と。
もっと攻めたサーブ、入ればエースが取れるけど外したらアウトになる、そういう賭けでいいんだぞ、と。結果、失敗も多かったんですけど、エースも取って、相手にプレッシャーをかけることができました。プラン通りに行けたと思います。サーブとブロックが機能したことが最大の勝因だったと思っています。
それから途中から入った勝見が起用に応えてくれました。彼女が人一倍努力しているのは良くわかっていたので、結果に繋がってとても良かったです。

ーー声出し応援が解禁になって、双方に活気が出た試合になりましたね。

笛木:そうですね。選手への力になりました。色摩のセレモニーがあるということで、文京のバレー部員が練習を休んで全員応援に来てくれました。勝利で終われましたし、色摩にも記念すべき試合になったかなと思います。何よりもそれが一番嬉しかったですね。

ーーGSSらしいというか、勢いのあるプレーで相手にとっては嫌な流れに持っていけましたね。

笛木:はい。その中で、相手エースの村山選手を徹底的にマークしました。とにかく一番の得点パターンを潰せばあとは連鎖してプレッシャーがかかるはずだから、と。
相手のエースにオポジットの菊地零を対面させるローテーションが良かったと思います。

ーーツーセッターの構想もありますが、そこをきっかけにして本来のセッター、黒田茉央選手が目覚めたのでは?

笛木:そうなんです(笑) 黒田は非常に頭のいい選手なんですよ。トスの配給、どういう組み立てをするかということを試合前に伝えたんですけど、その通りにやってくれました。身長のハンデはあるんですけど、それを補う働きをしてくれています。しっかりミドルの張心穆意を使えていたと思います。

撮影 堀江丈

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