2023-03-17 07:00 追加
東レ・クランヤナ「KUROBEに対しては私たちのシステム、組織があまり通用しなくフィットしない感じ」KUROBE・安田美南「東レという強いチームにフルセット戦えたのは自信になった」V1女子会見
V1女子 東レvsKUROBE 会見
SV女子
3月11日にスカイホール豊田(豊田市総合体育館)(愛知県)で行われたバレーボールV1女子、東レvsKUROBEの試合後会見コメントをお届けする。
■東レアローズ
●関菜々巳選手(セッター)
厳しい流れのことが多かったです。その中でも加南子が試合後に言ったように今日の試合を勝つことができたのは良かったです。
ディフェンス、攻撃全てにおいて課題が残る試合だったと思います。
●野呂加南子選手(アウトサイドヒッター)
出だしは良かったですが、(セット終盤の)締めるところで締められなかった印象です。
その中で勝てたことは良かったと思います。
●クランヤナ選手(アウトサイドヒッター)
2人が言っている通りだと思います。
KUROBEさんに対しては私たちのシステム、組織があまり通用しなくフィットしない感じが凄くあります。
その中でも今回勝ち切れたことは大きいです。
――関選手に。ディフェンス、攻撃の課題について。
関:オフェンスに関してはレフトに偏ったバレーを序盤してしまいました。
KUROBEさんはレフトに対するディフェンスが凄く強かったです。
序盤のところでもう少しミドルとライトのゾーンを使っていきたかったです。
後半は加南子が頑張ってくれてライトから決められていたのは良かったです。
ディフェンスに関しては(ブロックから)抜けてきたボールに対して個人的に上がっていなかったです。
ワイドに対しても同じようなところを抜かれてボールを決められてしまいました。
――ディフェンス面は相手に対して対応できなかった感じか?
関:ディフェンスを修正し切れていなかったです。
――野呂選手の打数が最近増えてきているように見えるが。
関:シーズン序盤は加南子ではなく西川(吉野)が入っていました。試合の中で(野呂選手と)合わせることがなくてなかなか難しかったです。
そこは最近加南子と合わせて今日の試合は序盤のところは悪かったとしても終盤のところは良かったと思います。
――野呂選手に。最近先発で起用されることが増えてきているが、シーズン序盤に比べて調子が上がってきている感じか?
野呂:シーズン序盤は練習でライトをやることがあまりありませんでした。
年明けぐらいからライトを本格的に練習をしてきました。
試合を重ねるごとに少しずつ良くなっているのかなと思います。
――ライトでやっていく上でどのあたりでチームに貢献したいと考えているか?
野呂:最初の求められているのはディフェンスだと思っています。
今日の第1セットは最後の方に私がサーブレシーブ(レセプション)のミスで崩れてしまったのがあります。
そこに関しては反省しています。
――VOMのインタビューで久しぶりのフルセットで疲れたといっていたがシーズンを通しての体力はどのように感じているか?
野呂:私は年明けぐらいからしか出場していないので意外と大丈夫です。
ずっと出ている方たちは疲れていると思います。
――クラン選手に。今日は被ブロックが多かったように見えたがKUROBEのブロックについて。
クラン:ブロックの正確さがあって非常に素晴らしいです。その中で自分のアタックをどう通すかの解決策が見つからないゲームでしたので尊敬しています。
――自分たちのシステムとKUROBEがフィットしていないところはどのあたりか?
クラン:具体的にといわれると言葉で表現するのは難しいです。
(KUROBE戦の)3試合ほぼ心地が良くないゲームでした。
その中で解決策が見つからないので、何が悪いのかがわからない状態です。
他のチームメイトの方が答えがあるのではと思います。
――2人に。KUROBEさんとやりづらい点について
関:野呂:・・・(無言)(全員笑)
――3人に。レギュラーシーズンをどのように終えてまだ決まっていないがファイナル4に進みたいと考えているか?(※翌12日に勝利をしたことでファイナル4進出が決定)
関:残り試合まずは勝ってファイナル4を迎えたいです。
現在1位というところをプレッシャーとは捉えずそれを自信に変えて、でも天狗になるわけではない。この気持ちの持ちようは難しいです。
もっと精度を上げられるところはあると思います。
野呂:レギュラーラウンドで1位通過というのはしっかりとした目標です。
そればかりを狙っていくと変に構えてしまうところがあります。
あまり力を入れすぎずいつも通り自分たちのバレーをしていい弾みをつけてファイナルに行けたらと思います。
クラン:今のチームの状態がとても良いのでいい順位にいると思います。
レギュラーシーズン、ファイナル4もメンタルの持ち方は変わらずパフォーマンスをいい状態にしながら、メンタルを向上していくのが大事です。
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