全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>東レ・クランヤナ「KUROBEに対しては私たちのシステム、組織があまり通用しなくフィットしない感じ」KUROBE・安田美南「東レという強いチームにフルセット戦えたのは自信になった」V1女子会見

会見・コメント

2023-03-17 07:00 追加

東レ・クランヤナ「KUROBEに対しては私たちのシステム、組織があまり通用しなくフィットしない感じ」KUROBE・安田美南「東レという強いチームにフルセット戦えたのは自信になった」V1女子会見

V1リーグ 女子

●伊東克明監督

負けてしまったことは非常に悔しいです。
選手たちは自分たちが持っている力を出していました。今後に繋がるゲームの内容でした。
東レさんのクラン、石川(真佑)選手という経験値、力のある選手の数字をある程度抑えられることができました。
しかし勝負所でしっかり決めてくるというところがさすがだなということを改めて実感したゲームでした。

――レギュラーシーズン1位の東レに対して、この試合の前までに1勝1敗で今日の試合も終始接戦を繰り広げていたがこういう試合をすることは選手、監督の自信になるか?
伊東:私も(監督就任)1年目でVリーグという半年続くリーグ戦の戦いをするのは初めてです。
今試合を出ているメンバーはほぼ移籍をしてきたメンバーです。移籍前はなかなか試合に出ていなかったりV2から来た選手で構成されています。
チームにとってはV1は初めてです。その中で自分たちが練習してきたことがどれぐらい通用するのかをゲームの中でしっかり出そうという風にしています。
当然トップリーグなので簡単に勝てるとは思っていません。それで自分たちの戦ったことがひとつ一つ経験値になっていくことや逆に反省することもあります。
それを踏まえてまずはチームを成長させていくことをやっています。
そういう意味で今日東レさんとこれだけのゲームができるということは自信になると思います。
こういうゲームができた翌日も同じようなゲームができるのか、同じような力を出せるのかが一つの課題です。
勝ち負けというよりはひとつ一つのゲームで自分たちの力を出そうということでやっています。
ゲームを積み重ねることが今の我々にとっては一番のことです。

――移籍してきた選手、内定選手についての評価は?
伊東:安田はNECで(セッターとして)やっていましたが、出場機会がありませんでした。
彼女もいろいろあってバレーボールをやめるかどうかという話になりました。
そういった中でこちらから声を掛けさせていただいてやりたいということだったので今非常に前向きにやっています。
バレーボールをやめるかもという状況でバレーボールをやれるチャンスを貰った中で一生懸命やりたいということで、経験はありませんが彼女には高さ(179cm)があります。
まだ若い21歳なのでので組み立てなどいろいろ経験を積んでもっといい選手になると思います。伸びしろがあります。
山口(真季)(V2のルートインから移籍)についてもV2から来て初めてのV1ですが非常にやってくれています。
力のある選手なので、V1でどのように対応すればいいかをほぼ分かっているのではないかと思います。数字も出ています。(アタック決定率13位:42.9%)
高橋(V2のルートインから移籍)はディフェンス面では頑張ってくれていますが、昨シーズンV2のスパイク賞(43.1%)を取っています。
それがV1になると決まらないことで数字も出ていない(30.2%)ので試行錯誤しながらやっている状態です。彼女といろいろ話しながらやっていますが少し苦労をしている状態です。
住田(内定選手)については、まだ大学生ですし、ミスを恐れないで思い切ってやればいいという話だけしています。
彼女に責任を負わせることはありませんし私が声掛けしてきていただいているので思い切ってやって欲しい、それだけです。

――順位としては岡山と入れ替え戦を争っている状況だがシーズン終盤をどのように戦っていくか?
伊東:試合の勝敗より自分たちの力を出すことが一番です。
その結果の順位は分かりませんがそれは結果をして受け止めてチャレンジマッチへ行くなら行きます。
最後までいい形で(レギュラーシーズン)33試合を戦ってその中で色々な成長があると思うのでいい形で終わりたいです。

写真:黒羽白

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック