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会見・コメント

2023-03-17 07:00 追加

東レ・クランヤナ「KUROBEに対しては私たちのシステム、組織があまり通用しなくフィットしない感じ」KUROBE・安田美南「東レという強いチームにフルセット戦えたのは自信になった」V1女子会見

V1リーグ 女子

■KUROBEアクアフェアリーズ
●安田美南選手(セッター)

今日は特にチームとしてもう一回イチからバレーボールを楽しもうというコンセプトで今週からやっていました。
負けてはしまいましたが、負けが続いていた負の連鎖の中で東レさんという強いチームにフルセット戦えたのは自信になりました。
それをしっかり明日の車体戦で今日負けた悔しさというのをぶつけていけたらと思います。
●高橋愛未選手(アウトサイドヒッター)

格上相手との試合だったので美南が言ったように自分たちの全力を出して楽しんでプレーをすることを第1に考えて戦いました。
私は途中で交代しましたが代わりに入った(住田)帆志乃がよく頑張ってくれたしチームとしても明日に繋がるいい試合ができました。
●コクラムピンピチャヤ選手(オポジット)

負けても残るものは何もないという気持ちで、皆と同じでバレーボールを底から楽しもうという心掛けをしていたのが今日のいい結果に繋がったと思います。
第5セットまで持ってこれたことも嬉しいことの一つです。この勢いをそのまま明日の試合に繋げていくようにしたいと思います。

――安田選手に。バレーボールを楽しもうというのはチーム全体の話し合いから出たものか?
安田:ここ最近負けていて、自分たちの中で8勝目まで来ている中で結果ばかりにこだわり過ぎていました。
本来自分たちがなぜバレーボールをやっているのかを見失っている部分がありました。
先週負けて今週のミーティングで全然バレーボールを楽しめていないよねという話になりました。
今週は格上の2チーム(東レ、トヨタ車体)と当たりますが、大好きなバレーボールをやっているわけだからもう一回バレーボールを楽しんでそのうえで結果がついてくるというミーティングをしました。
そのミーティング通りできたというのは自分たちの収穫になったと思います。

――NECから移籍された中で最近先発として起用されているが、心理的、技術的なところでどのようなシーズンとなっているか?
安田:技術面では2シーズンという短い期間でしたがNECという強いチームでやらせてもらったというのをしっかりここのチームでも、自分自身、チームに対して浸透させていくというのをやっています。
気持ち的にも最年少ではありますが、1年目の選手にもっと思い切りプレーをしてもらえるようにということを心掛けています。
まだ自分自身周りに助けてもらっている部分があるなと思うのでそこは残りの試合頑張って自分が引っ張っていくというつもりでやっていきたいです。

――高橋選手に。レギュラーシーズン1位の東レに1勝2敗で接戦を演じられている点についてはどのように感じているか?
高橋:準備の段階で相手のデータが頭に入っていて、それに沿って戦えた時は勝利に結びついていると感じます。
チームとしてはまずはレセプションをしっかり返してミドルを使える状態にすることと、あとはサーブで攻める、ブロックの的を絞ることです。
そういうことができるとセットを取れたり、今日は負けてしまいましたが良いゲームができます。
そこをチーム全体として意識して戦えているのがいい時のアクアですし、(アクアの)バレーボールなのかなと思います。

――その中で自分の強み、チームへどのように貢献しようとしているか?
高橋:私のポジション(アウトサイドヒッター)はレセプションが最重要で、まずはしっかりパスを返すことです。
個人としてはあまり目立つ選手ではありませんが、数字に表れないところで周りを鼓舞したりプレーでサポートしたりということが私の持ち味です。
出た際はそこを意識してプレーをしています。

――V2より試合数が多いが体力的にはどのような感じか?
高橋:体力的にはV2とはあまり違いを感じません。
長く試合に出るとデータも取られて相手に対策をされているというのはV2にいた時より強く感じます。
そこが大きな違いです。

――対策されている点についてはどのように対応しようとしているか?
高橋:スパイクに関しては、シーズン前半はレフトからのオープントス(ハイセット)を打つことが多かったです。
後半にかけてコンビバレーを増やしてみたり、アプローチの仕方を変えてみたり相手のブロックを上回るようなスパイクを打てるように練習の段階から取り組んでいます。

――選手が昨シーズンと変わる中で8勝(昨シーズンは3勝)と成績が上がっていることについて。
コクラム:もちろん昨シーズンと比べて選手陣が代わったことが一つのポイントです。
実は自分自身も変わっていて昨シーズンはアウトサイドヒッターでした。今シーズンはオポジットという得意なポジションに入ることができたのも自分の自信に繋がっています。
昨シーズンより多くチームへのヘルプに行けたと思います。

――自身の得意なオポジットでVリーグで経験を積めていることについて。
コクラム:日本での経験により自分が強くなっています。自分の中でも簡単なチャレンジではないと分かっています。
例えば先ほど高橋選手が言っていましたが、対策が非常に徹底しています。
1回目でやれたがことが2回目で効かなくなります。相手の対策の素早さを感じます。
毎回自分がゲームをする上で相手がこういう風に対策したから自分はアプローチを変えていかないといけないです。
毎回同じことをしていては負けてしまいます。
次のゲームをやったとしてもその次の次のゲームまで先を読まないといけないというところが自分を成長させてくれることの一つです。

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