2023-03-28 07:37 追加
髙橋藍パドヴァ、ターラントに敗れ5位決定戦予選は1勝1敗に イタリア1部
パドヴァ ゲームレポート
Others / 全日本代表 男子
イタリア男子バレーボールリーグセリエA5位決定戦予選、髙橋藍所属のパドヴァは現地時間3月26日(日)にアウェイでターラントと対戦し、0-3(26-28, 22-25, 17-25)で敗れました。
髙橋藍はこの試合もベンチスタートとなり、1、2セット目にレシーバーとして出場しました。
第1セットスタメン
パドヴァ
OH:ガルディーニ(イタリア)、デスメット(ベルギー)
MB:カネッラ(イタリア)、クロサート(イタリア)
OP:グッツォ(イタリア)
S:ゾッペラーリ(イタリア)
L:ツェンガー(ドイツ)
ターラント
OH:アントノフ(イタリア)、アレッティ(イタリア)
MB:ガルジューロ(イタリア)、ラリッツァ(イタリア)
OP:エクストランド(スウェーデン)
S:コッタレッリ(イタリア)
L:ピエッリ(イタリア)
●試合レポート
ターラントは本来ミドルブロッカーであるアレッティをアウトサイドヒッターとして起用しました。
第1セット、序盤からOPエクストランドやMBガルジューロのスパイクで3-6とターラントがリードします。その後もターラントがSコッタレッリのツーアタックなどでコンスタントにブレイクを取り、11-17とリードを大きく広げます。しかしそこからパドヴァもOHガルディーニのサービスエースや途中出場のOHアスパルホフ(ブルガリア)のスパイクなどで連続得点を決めて18-19と1点差まで迫ります。さらにSゾッペラーリのサーブからOPグッツォとOHデスメットが続けてブロックポイントを決めるなどして23-20と一気に逆転します。しかしここからターラントがOHアレッティのスパイクなどで24-24とデュースに持ち込むと、最後もOHアレッティがサービスエースを決めて26-28でこのセットをターラントが取ります。
第2セット、パドヴァはOHデスメットとMBクロサートに代えてOHアスパルホフとMBヴォルパト(イタリア)をスタートから起用します。序盤からまたターラントがMBラリッツァのサービスエースやOHアレッティのスパイクで5-7とリードします。さらにOHアントノフのサーブからサービスエースやMBラリッツァのブロックで4連続ブレイクを決めて11-16とリードを広げます。その後お互いにアタックミスが目立ち、そこからパドヴァがMBカネッラのブロックやOHアスパルホフのスパイクで22-23と1点差まで追いつきます。しかし最後はOPエクストランドのスパイクとOHアントノフのサービスエースで22-25となり、このセットもターラントが取ります。
第3セット、パドヴァはOHデスメットを戻し、セッターをサイッタに代えてスタートします。またしても序盤からターラントがMBガルジューロのブロックやパドヴァの連続アタックミスなどで1-6とリードします。さらにOHアントノフのスパイクやMBガルジューロのサービスエース、ブロックで次々とブレイクを決めたターラントが10-17とリードをさらに広げます。パドヴァもOHガルディーニがスパイクやサービスエースを決めて16-20とします。しかし終盤にOPエクストランドのブロック、OHアレッティのブロック、そして最後はMBラリッツァのサービスエースが決まって17-25でこのセットもターラントが取りました。
この結果パドヴァは0-3でターラントに敗れました。
MVP:OHアイモーネ・アレッティ(10得点(うちサーブ1、ブロック1)、アタック決定率80%、サーブレシーブ成功率33%
髙橋藍は1、2セット目にレシーバーとして出場し、得点はありませんでした。
次回は現地時間4月2日(日)15:30(日本時間22:30)からホームでチステルナと対戦します。
文:堤敏樹(『トシキブログ』より)
写真:Lega Pallavolo SerieA
同じカテゴリの最近の記事
- 女子バレーボール、イタリアが初優勝。イタリア・エゴヌ「金メダルはイタリアバレー界にとって大きな意味がある」 パリ五輪 [Others] / 2024.08.12
- バレーボール女子・3位決定戦 ブラジルがトルコを3-1で破り、銅メダルに パリ五輪 [Others] / 2024.08.11
- VNL男子、イタリアの高いブロックに阻まれる。深津旭弘「粘ってセットをとった後でどう打開していくかが課題になった」。エバデダンの談話、南部強化委員長の第1週総括も【現地取材】 [全日本代表 男子] / 2024.05.26
- ネーションズリーグ男子、キューバを倒し3連勝。髙橋健太郎「僕の持ち味はブロックがすべてだと思っているので、頑張りたい」【現地取材】 [全日本代表 男子] / 2024.05.25
- バレーボールネーションズリーグ男子快進撃、セルビアを下し、2連勝。大塚達宣「サーブはエースだけを取りに行くのではなくて、しっかり入れて崩して、そこからブロックに持っていくのがうまくいっている」【現地取材】 [Others,全日本代表 男子] / 2024.05.24
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.