2023-04-15 09:30 追加
埼玉上尾・内瀬戸真実「第3セットは全員が”どうしよう”と悩んでしまった」、東レ・関菜々巳「大﨑琴未と”自信を持ってできるコンビを作ろう”と話してきたことがうまく噛み合った」 V1女子
4月9日 東レ対埼玉上尾 V1女子ファイナル4 会見コメント
SV女子
4月9日に高崎アリーナで行われたバレーボールV1女子ファイナル4、東レ対埼玉上尾の試合後の記者会見コメントをお届けする。
東レ 3(25-23、27-25、25-12)0 埼玉上尾
■埼玉上尾メディックス
●大久保茂和監督
完敗です。以上です。
――第2セットまでは競り合いで、どちらが勝ってもおかしくない展開だったと思いますが、第3セットで点差をつけられてしまった要因は?
大久保:1セット目も2セット目も点数的には競っていましたが、やはり東レさんの強力な大砲ともいえるヤナ(クラン)選手と石川真佑選手を捕まえきれない。このストレスと、そこに繋がれてしまうと、相手のポイントになってしまうという…。このプレッシャーの中で、ギリギリのところでサイドアウトを取れていたのが1・2セット目でした。
1・2セット目の点数的には競ってるけど、ストレスにさらされ続けていた中で、3セット目は弱気になっていたわけじゃないし、我々のバレーボールの精度が格段に落ちたかというと、そういうわけでもなかった。レギュラーラウンド1位の東レさんの実力を前に完敗したなと感じています。
――気持ちが切れてしまったとか、そういうことではなかったのでしょうか?
大久保:それは全然なかったです。気持ちの上では全く弱気になっていませんし、逃げているわけでもないし。相手のブロックワンタッチをかすめて上に飛んでいくというのは本当に何mmかの世界なんで、それがアウトになったり、決定になったり。ボール半個ぐらいとか、何cmの世界で選手たちはやっていますから。そういう意味では、昨日が第2試合のフルセットで今日は第1試合ということもあり、疲れも残っていたかもしれません。言い訳になってしまいますが。この悔しさを早く切り替えて、次のNEC戦に向けて準備したいと思っています。
――今日負けたとはいえ、来週の試合で勝利すればファイナルに行ける可能性が残っています。それを踏まえて、来週に向けて、どのように準備していきたいと思いますか?
大久保:この2試合に全集中力を持って準備してきましたので、正直、来週のNEC戦の対策については、まだ準備できていません。だから、できる限り、 コンディショニングも含めて、疲れをとって、次の土曜日の試合に臨めるように早く切り替えたいと思います。チームでエネルギーを結集して、NECさんとの対戦に臨みたいと思います。
――埼玉上尾さんの素晴らしいところのひとつはディフェンス力ですが、今日は相手のサーブ&ブロックが機能して決め切れなかったところもあったと思います。そういったところの対策はどのように考えていますか?
大久保:今日に限って言うと、ヤナ選手と石川選手のクオリティが落ちなくて、 非常にストレスフルでした。なので、ちょっとしたコンビミスが自分たちの命取りになる。そのコンビも本当にトスが5cm低いとか、5cmネットに近いとか、それだけでコンビって崩れてしまうので、対策があるとすれば、早く元気になること。体力的な筋肉疲労もそうですけど、 メンタル的に中枢神経の疲労も残りますから、そういう意味でも早く、体も頭もリフレッシュして、もう1回戦うだけのコンディショニングを上げられるように、早く切り替えたいなと。それが大切です。
●内瀬戸真実選手
今日は本当に勝ちたかった試合でしたが、1・2セット目の競った場面で、 最後に勝ち切れなかったのが自分たちの足りないところだと思います。そこをしっかり修正して、また来週 NECさんと試合があるので、切り替えて頑張っていきたいと思います。
――第3セットで第2セットまでの勢いがなくなり、点差を離されてしまった要因は? 大久保監督は決して気持ちが切れてしまったわけではないとおっしゃっていましたが…?
内瀬戸:1・2セット目が終わった後にチームで話して、 切り替えていこうと入ったので、気持ちの部分では切れてはなかったんですけど、 なかなかうまく回らなかったことで、全員がどうしよう、どうしようとすごく悩んでしまった部分があったので…、そこだけだと思います。
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