2023-04-24 02:20 追加
WD名古屋がサントリーにストレートで勝利し、7年ぶり2度目の優勝。MVPに主将のバルトシュ・クレク、敢闘賞にドミトリー・ムセルスキー V1男子
V1男子 ファイナルの結果
SV男子
バレーボールV1男子は23日、国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)で今シーズンの日本一を決めるファイナル(決勝戦)を行い、3連覇を狙うサントリーサンバーズと7年ぶりの優勝を目指すウルフドッグス名古屋(以下、WD名古屋)が対戦。WD名古屋がストレートで勝利し、7年ぶり2度目の日本一に輝いた。最優秀選手賞は主将としてチームを牽引したバルトシュ・クレク、敢闘賞はドミトリー・ムセルスキーが受賞した。
昨シーズンのファイナルと同じ組み合わせとなったファイナル。第1セット、WD名古屋のブロックが機能し、12-8とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。中盤、サントリーはデ・アルマス・アラインのサービスエース、バックアタック、藤中謙也らのブロックなどで16-16と同点に追いつくも、WD名古屋はクレクや山崎彰都らの攻撃で再びリード。サントリーもムセルスキーらの活躍で粘りを見せるが、最後はクレクが決めて25-23でセットを先取する。
第2セットは序盤までWD名古屋はクレク、高梨、サントリーはアラインのサーブが走り、競り合いとなる。しかし、中盤、WD名古屋はクレク、山崎のブロックなどで連続得点し、リードを奪う。サントリーは大学時代からコンビを組む新人の山本龍、佐藤謙次を投入し、活躍を見せるも、WD名古屋が25-18でセットを連取する。
第3セットは序盤から一進一退の攻防となり、両者譲らずデュースに。最後は山崎がスパイクを決め、28-26。WD名古屋がストレートで勝利し、7年ぶりの優勝を果たした。
試合終了後に発表となった個人賞は、以下の通り。
優勝監督賞:バルドヴィン・ヴァレリオ ウルフドッグス名古屋 初受賞
最高殊勲選手賞:バルトシュ・クレク ウルフドッグス名古屋 初受賞
敢闘賞:ドミトリー・ムセルスキー サントリーサンバーズ 初受賞
ベスト6:
バルトシュ・クレク ウルフドッグス名古屋 3年連続3度目
ドミトリー・ムセルスキー サントリーサンバーズ 2年ぶり4回目
大塚達宣 パナソニックパンサーズ 初受賞
傳田亮太 ウルフドッグス名古屋 5年ぶり4回目
山内晶大 パナソニックパンサーズ 3年連続3度目
大宅真樹 サントリーサンバーズ 3年連続3度目
ベストリベロ:小川智大 ウルフドッグス名古屋 3年連続3度目
レシーブ賞:藤中謙也 サントリーサンバーズ 2年ぶり2回目
最優秀新人賞:該当者なし
優秀GM賞:横井俊広 ウルフドッグス名古屋 6年ぶり2回目
フェアプレー賞:ドミトリー・ムセルスキー サントリーサンバーズ 初受賞
Vリーグ栄誉賞(長期に渡りVリーグで活躍):
星野秀知 東京グレートベアーズ
新貴裕 パナソニックパンサーズ
安永拓弥 JTサンダーズ広島
袴谷亮介 ジェイテクトSTINGS
白川佑樹 兵庫デルフィーノ
瀧澤陽紀 つくばユナイテッドSun GAIA
中道元貴 警視庁フォートファイターズ
Vリーグ日本記録賞:該当者なし
松平康隆賞:バルドヴィン・ヴァレリオ ウルフドッグス名古屋 初受賞
功労者表彰:富松崇彰 元・東レアローズ
特別賞:藤井直伸 東レアローズ
写真:坂本清、黒羽白
同じカテゴリの最近の記事
- 大阪MV主将で日本代表の田中瑞稀が結婚を報告「いつも隣りでたくさん笑わせてくれる彼に感謝」 SV女子 [SV女子] / 2024.10.10
- SVリーグ、V.LEAGUEのジュニアチーム、3年後にもリーグ戦を開催へ [Others,SV女子,SV男子,V女子,V男子] / 2024.10.08
- 大阪B・西田有志、アストンマーティン・ディーラー・アンバサダー契約を結ぶことを発表 [SV男子] / 2024.10.07
- SV-V.LEAGUE U15選手権大会、女子優勝はティルマーレJr。各チームスタッフにOB・OGの姿も [Others] / 2024.10.07
- SV-V.LEAGUE U15選手権男子大会、指導者に懐かしい顔も [Others,SV男子] / 2024.10.06
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.