2023-04-27 07:00 追加
宮浦健人が12得点の活躍! ニサがオルシュティンに快勝し、7位で今シーズンを終える ポーランド1部
ニサ ゲームレポート
Others / 全日本代表 男子
ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)7-8位順位戦、宮浦健人所属のニサは現地時間4月24日(月)にアウェイでオルシュティンと対戦し、3-0(25-16, 25‐17, 25-14)で勝利しました。
宮浦健人はこの試合にスタメンで出場し、チーム2位の12点の活躍でした。
第1セットスタメン
ニサ
OH:エルグラウィ(モロッコ)、ゲルジョット(ポーランド)
MB:ヤンコフスキ(ポーランド)、ゼルバ(アルゼンチン)
OP:宮浦(日本)
S:シュチュレク(ポーランド)
L:デムビエツ(ポーランド)
オルシュティン
OH:カリチェク(ドイツ)、アンドリンガ(オランダ)
MB:ヤクビシャク(ポーランド)、エイヴリル(アメリカ)
OP:ブトリン(ポーランド)
S:パヨンク(ポーランド)
L:チウナイティス(ポーランド)
●試合レポート
宮浦はこの試合で今シーズン2試合目のスタメン出場でした。
第1セット、序盤から宮浦のスパイクやゼルバのブロックで7-2とニサが大きく前に出ます。その後カリチェクのサービスエースなどで7-5と点差を縮められますが、エルグラウィのブロックやスパイクなどでニサが連続得点を決めて15-8と再び点差を広げます。その後も宮浦のスパイクやヤンコフスキのサービスエースなどでニサが得点を重ねると、最後はゲルジョットのダイレクトスパイクが決まって25-16でこのセットをニサが取ります。
第2セット、序盤はカリチェクの連続エースや1セット目途中から入ったクルル(OP、ポーランド)のブロックなどで2-6とオルシュティンがリードを広げます。しかし宮浦のサービスエースなどでニサが8-8と同点に追いつくと、さらにエルグラウィのサービスエースも決まって12-10と逆転に成功します。その後も宮浦のサービスエースやゼルバのスパイクなどでブレイクを重ねたニサが20-15と点差を広げます。また終盤にもシュチュレクが2連続サービスエースを決めるなど勢いが止まらなかったニサが25-17でこのセットも取ります。
第3セット、出だしからオルシュティンが4連続アタックミスで失点して6-1とニサがリードします。その後もエルグラウィのスパイクや宮浦のサービスエースで14-4、さらにヤンコフスキとエルグラウィのスパイクやブロックなどでニサが次々と得点を重ねて24-9と15点差でマッチポイントを迎えます。そこからオルシュティンがクルルのスパイクやヤクビシャクのブロックなどで5連続得点を決めて24-14と点差を縮めますが、最後はエイブリルのサーブがネットにかかり、25-14でこのセットを取ったニサが3-0で勝利しました。
MVP:OHズーハイル・エルグラウィ(14得点(うちサーブ2、ブロック5)、アタック決定率47%、サーブレシーブ成功率42%)
宮浦健人はチーム2位の12得点(うちサーブ3、ブロック1)、アタック決定率44%)の活躍でした。
この結果、ニサは14チーム中7位で今シーズンを終えました。
●宮浦健人選手コメント
今日はスタメンで出て、とりあえず勝ててよかったと思います。スパイクに関しては、もっと決められる場面があったので、そこはもっと決めたかったです。最初の方は試合勘が戻っていなかった部分もあってすごく難しかったんですけど、そういうところも含めて自分自身がもっと成長できるように、試合の中で修正するということをやっていかないといけないのかなと思いました。
今シーズンはチームとしては、ひとまずプレーオフ、8位以内を達成できたのでよかったと思います。できればもっと勝ちたかった部分もあるんですけど、とりあえずそこは終わってみれば7位というところで良かったのかなと思います。個人的にはかなり苦いシーズンというか苦しいシーズンになったんですけど、リリーフサーバーで出ることが多くてサーブの部分ではすごく成長できたと思います。やっぱりオポジットとしてもっと試合に出たかったなというのはあるんですけど、ベンチにいる中で自分の足りないところとかを1回見つめ直すこともできました。また試合に出れない分、体力が余ってる分トレーニングとか体作りもできましたので、そこを次に繋げられるようにやっていかないといけないのかなと思います。
文・写真:堤敏樹(『トシキのバレログ』より)
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