2023-05-02 06:26 追加
石川祐希ミラノ、3位決定戦初戦はピアチェンツァにストレート負け。石川「頭を使ってプレーしないと簡単には勝てない相手」 イタリア1部
ミラノ ゲームレポート
Others / 全日本代表 男子
イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはピアチェンツァとのプレーオフ3位決定戦第1戦を現地時間4月30日(日)にアウェイで戦い、0-3(17-25, 16-25, 22-25)で敗れました。
石川祐希はこの試合スタメンで出場して7得点の活躍でした。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)
ピアチェンツァ
OH:ルカレッリ(ブラジル)、レアル(ブラジル)
MB:シモン(キューバ)、カネスキ(イタリア)
OP:ロマノ(イタリア)
S:ブリザール(フランス)
L:スカンフェーラ(イタリア)
●試合レポート
第1セットはミラノのロセルのサービスエースから始まります。しかしその後ロマノのスパイクやブリザールのサービスエース、シモンのブロックなどでピアチェンツァが連続得点をあげて5-11とリードを広げます。そこからもシモンのサービスエースなどで9-16とピアチェンツァがリードを広げます。ミラノもパトリィのスパイクなどでサイドアウトを取るもなかなかブレイクにつながらず、最後はレアルのスパイクが決まって17-25でこのセットをピアチェンツァが取ります。
第2セットも序盤からルカレッリのスパイクやレアルのサービスエースなどで5-7とピアチェンツァが先行すると、さらに連続ブロックなどで8-12と点差を広げます。その後もミラノのアタックミスやカネスキのスパイクなどで11-18とピアチェンツァがさらに点差を広げていきます。そして最後はロセルのサーブがミスになり16-25でこのセットもピアチェンツァが取ります。
第3セット、出だしからルカレッリのサービスエースなどで0-5とピアチェンツァが一気に走ります。ミラノも石川やパトリィのスパイクで7-10と点差を縮めるも、すかさずピアチェンツァがロマノのスパイクやカネスキのブロックで10-18と再び点差を大きく広げます。そこからミラノがピアノの連続ブロックやメルガレホのサービスエースで次々と得点を決めて21-21と同点まで追いつきますが、石川が連続でブロックにつかまり21-24とピアチェンツァがマッチポイントを握ります。そして最後はレアルのスパイクが決まり22-25でピアチェンツァがこのセットも奪取。
この結果ミラノは0-3でピアチェンツァに敗れました。
MVP:OPユーリ・ロマノ(15得点、アタック決定率60%)
石川祐希は7得点、アタック決定率30%、サーブレシーブ成功率36%の活躍でした。
プレーオフ3位決定戦第2戦は現地時間5月3日(水)20:30(日本時間翌3:30)からホームで行われます。
文:堤敏樹(『トシキのバレログ』より)
●石川祐希コメント
今日の試合に関しては、全然僕たちのプレーができていなかったですし、僕のプレーも全然良くなかったので、そこを修正して次の試合に臨みたいと思います。またピアツェンツアはブロックもいいですしサーブも良い。頭を使ってプレーしないと簡単には勝てない相手なので、そこを修正してもう一度気持ちを切り替えて臨みたいと思います。
写真:LegaPallavoloSerieA
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