2023-06-01 19:05 追加
故・猫田勝敏氏が国際バレーボール殿堂入り。4大会連続五輪出場で金・銀・銅のメダルを獲得
故・猫田勝敏氏がバレーボール殿堂入り
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公益財団法人日本バレーボール協会は1日、元男子日本代表のセッターの故・猫田勝敏氏が国際バレーボール殿堂(International Volleyball Hall of Fame)入りすることを発表した。世界のバレーボール界で顕著な功績を認められた選手として、同殿堂の理事会と選考委員会の投票で選ばれたもの。
猫田氏は1964年の東京オリンピックから4大会連続でオリンピックに出場し、金・銀・銅メダルを獲得、2000年には国際バレーボール連盟(FIVB)による「バレーボール20世紀最優秀賞特別賞」を受賞している。
殿堂入りセレモニーは10月21日(土)、殿堂が所在する米国マサチューセッツ州ホリヨーク市で開かれる予定。
この殿堂はバレーボール発祥の地アメリカで1978年に設立されたもので、日本からは9人目の殿堂入りとなる。
■日本からの受賞者(殿堂リストでの氏名表記による)
故・松平康隆氏(1998年)、故・大松博文氏、白井貴子氏(2000年)、森田淳悟氏(2003年)、大古誠司氏(2004年)、故・山田重雄氏(2006年)、故・河西(中村)昌枝氏(2008年)、豊田博氏(2018年)
■猫田勝敏氏 略歴
生年月日:1944年2月1日(1983年9月4日逝去)/出身地:広島県広島市
学歴・球歴:広島市立古市小学校→広島市立安佐中学校→崇徳高校→専売広島(現JTサンダーズ広島)
【主な国際大会の球歴】
1964年 東京オリンピック(3位)
1965年 第1回ワールドカップ(ポーランド/4位)
1966年 第6回世界選手権(チェコスロバキア/5位)
1968年 メキシコオリンピック(2位)
1969年 第2回ワールドカップ(東ドイツ/2位) ※ベストセッター賞受賞
1970年 第7回世界選手権(ブルガリア/3位) ※ベスト6選出
1972年 ミュンヘンオリンピック(1位)
1974年 第8回世界選手権(メキシコ/3位)
1976年 モントリオールオリンピック(4位)
1977年 第3回ワールドカップ(日本/2位) ※トス賞受賞
1978年 第9回世界選手権(イタリア/11 位)
[その他]
・1980年:日本バレーボール協会より「バレーボール栄誉選手賞」を授与
・2000年:FIVB「バレーボール20 世紀最優秀賞特別賞」受賞
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