2023-06-10 18:42 追加
益子直美さん主宰の「監督が怒ってはいけない大会」に日本財団「HEROs」アスリート10名が参加。各競技を代表するトップアスリートたちと大会を盛り上げる
益子直美さんの「監督が怒ってはいけない大会」に萩原智子さんら「HEROs」アスリートが参加
Others

6月4日、広島県東広島市内で開催された元バレーボール日本代表の益子直美さん主宰の『監督が怒ってはいけない大会』に日本財団が運営する「HEROs Sportsmanship for the future」(以下HEROs)プロジェクトが参画。各競技を代表するトップアスリートたちと大会を盛り上げた。
『監督が怒ってはいけない大会』は、益子さんが代表理事を務める「(一社)監督が怒ってはいけない大会」が行う活動で、勝利至上主義を脱却し、選手・保護者・指導者の全員がスポーツを「楽しいと思えて、自ら考え行動でき、継続できるような環境」を考えるきっかけを与えるべく開催している。昨年には、スポーツを活用したロールモデルとなる取り組みを表彰する年1回の式典「HEROs AWARD」でこの取り組みが受賞。今回は2015年からバレーボールを中心に取り組んできた大会を各競技にも発展させるため、活動に共感したアスリート10名がHEROsを通じて参加した。HEROsプロジェクトはアスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことを目的とした活動を行っている。
■保護者を中心に地元の方々の打診と希望により実現
今回は、プロジェクト初となる広島での開催。これまでは指導者側主導で実施されていたのに対して、バレーボールを行う子どもの保護者を中心に地元の方々自らの打診と希望により実現し、保護者らは当日も実行委員会として運営を担った。 アスリートそれぞれが考案した◯×クイズやチーム対抗リレー、スポーツマンシップセミナーと午前中から大盛り上がりの内容となり、午後のバレーボール大会では「楽しく、真剣に」を意識しながら、勝つこともしっかりと求め、みんなが新しい取り組みにチャレンジをした。
■子どもたちも監督も、みな笑顔。「大人が喜んでくれて嬉しかった」
終了後に子どもたちが口にしたのは、「今日は監督、チームメイトが喜んでくれていて嬉しかったです」という言葉。指導者の方々も「怒らない指導法を知ることができました。トライしようという前向きな声かけが子どもたちに響くんです」と、新たな気づきを得られた様子だった。
主催者である益子さんは「今回の大会では、いつも以上に保護者や指導者の方が“褒める”“認める”“笑顔で”と、怒らないチャレンジをしてくださっていたと思います。子どもたちの大会である一方で、大人が笑顔で楽しむことを再確認させられる大会でした」とコメント。大人たちもスポーツが持つ本来の楽しさや魅力に気づき、子どもも大人も関係なく、終始笑顔が溢れる一日となった。
同じカテゴリの最近の記事
- イラン代表・サベル・カゼミが死去 [] / 2025.11.12
- 姫路が埼玉上尾に3-1で勝利して連敗を止め、2位に浮上。NEC川崎は無傷の10連勝。A山形が初勝利 SV女子 [SV女子] / 2025.11.11
- 7試合中6試合がホームチームの2連勝。T碧南対V三重は1勝1敗に V男子 [V男子] / 2025.11.11
- 高松卓矢 vs 川口太一。豊田合成(現WD名古屋)時代の僚友がVリーグ女子で激突。JAぎふリオレーナがフルセットを制する V女子 [V女子] / 2025.11.10
- 大阪Bとサントリーが5勝目。STINGS愛知が広島THにGAME2でリベンジし、3位に浮上 SV男子 [SV男子] / 2025.11.10
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.










