2023-06-17 05:02 追加
女子日本代表、ドイツにフルセットで惜敗。4勝3敗に VNL
VNL女子 ドイツ戦の結果
全日本代表 女子
バレーボールネーションズリーグ2023 予選ラウンド第2週ブラジル大会は日本時間の17日未明(現地時間16日)、ブラジルのブラジリアで第3戦(予選ラウンド7戦目)を行い、女子日本代表はドイツと対戦。フルセット(23-25、25-14、22-25、25-20、8-15)で惜敗した。
日本のスターティングメンバーは、林琴奈、古賀紗理那(主将)、関菜々巳、井上愛里沙、山田二千華、荒木彩花、リベロ・西村弥菜美。
第1セット、ロングラリーを制して最初の1点を日本がとる。一進一退の攻防が中盤まで続き、12-12。その後、ドイツの3連続得点で日本がタイムアウト。タイム明け、関がサーブで崩し、逆に日本が5連続ポイントで17-15とリードを奪う。しかし、終盤、相手のミドルからの攻撃やサービスエースなどで連続得点され、再び逆転される。日本は林の攻撃、山田のブロック、井上のバックアタックなどで反撃を試みるも23-25で惜しくもセットを落とした。
第2セット、関の連続サービスエースなどで3-0とリードする。その後、ドイツのブロード、バックアタックなどで7-8、古賀のブロックで再度逆転するが、相手のブロックも機能し、9-11。井上のバックアタックで12-12に追いついたところから日本が古賀のバックアタック、連続サービスエースなどで11連続得点し、22-12とする。終盤はリリーフサーバー・石川真佑のサービスエースでセットポイント。最後は井上が決めて、25-14で日本がセットを取り返した。
第3セットも中盤まで拮抗するが、山田のブロックなどで日本が12-10とリードする。しかし、ドイツのサーブが機能し、セット後半は連続得点されて逆転され、13-17。荒木の攻撃などで反撃を試みるも、ドイツの勢いを止められず、22-25でこのセットも落とす。
第4セットもドイツのリードで進み、4-7とされたところで日本がタイムアウト。その後、粘りを見せて逆転し、関のツーアタックなどで5連続得点し、12-9とリードを奪う。セット後半は日本のミドルが機能し、荒木がBクイックを連続で決めるなどの活躍を見せる。最後は山田が決めて、25-20と日本がセットを取り返し、フルセットに持ち込む。
第5セット、オルトマンの連続得点で2-6とドイツに先行される。古賀のバックアタックで3-6とし、リリーフサーバーに和田由紀子を送り込むが、オルトマンの勢いが止められない。3-8の場面で井上に代えて石川を投入。石川がサーブに回ったところでブレイクし、7-9まで追い上げる。しかし、セット後半は再びドイツのペースとなり、最後はオルトマンにボールを集め、8-15でゲームセット。日本は3敗目を喫し、通算成績4勝3敗となった。
日本は総得点とスパイクポイントでドイツを上回ったが、ブロックポイントは高さのあるドイツが上回った。最多得点は古賀とオルトマンが同一の24点だった。
次戦はブラジル大会最終戦となり、日本時間18日午前5時30分(現地時間17日17時30分)から強豪アメリカと対戦する。Volleyball world TV、U-NEXTにて有料ライブ配信、BS-TBSにて18日19時から録画放送の予定。
写真:FIVB
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