2023-07-21 02:03 追加
男子日本代表、スロベニアにストレートで勝利し、初の準決勝進出。石川祐希主将が27得点 VNL準々決勝
VNL男子 準々決勝の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2023 男子ファイナルラウンドは21日(現地時間20日)、ポーランドのグダニスクで準々決勝が行われ、男子日本代表はスロベニアと対戦。ストレート(26-24、25-18、25-22)で勝利し、VNLでは初のベスト4進出を決めた。
日本のスターティングメンバーは、西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、石川祐希(主将)、リベロ・山本智大。
第1セット、序盤からラリーの続く見応えあるゲームとなる。どちらも譲らず拮抗するが、山内のクイックで10-8。しかし、スロベニアも譲らず、西田のバックアタックがブロックされ、11-12とする。その後、日本は西田と石川の攻撃で3連続得点し15-13と再度逆転。西田のスパイクで18-16とするが、スロベニアも日本でプレー経験のあるウルナウトらが活躍し、終盤は先にセットポイントを握られ、23-24。しかし、ここから日本は石川、髙橋藍の攻撃でデュースに持ち込み、最後は相手のスパイクがアウトとなり、日本が26-24でセットを先取した。
第2セット、日本のリードでゲームが進み、髙橋藍のバックアタックで4-1。相手のミスにも助けられ、10-6と日本がリードを保つ。中盤は石川が攻撃とブロックで3連続得点し、14-8。セット後半も石川が要所で得点し、西田、山内、髙橋藍も決めて終盤は4連続得点で25-18で日本がセットを連取する。
第3セットも序盤から日本が主導権を握り、石川はブロックでも活躍。山内のクイックで8-4としたところでスロベニアがタイムアウト。その後、ウルナウトの活躍で9-8と点差を詰められ、日本がタイムアウトをとる。セット後半は石川が硬軟織り交ぜた攻撃で活躍し、17-13。山内のクイックで19-15とし、終盤は小野寺もクイック、ブロックで活躍。最後は石川がバックから決めて、25-22でこのセットも奪取し、ストレート勝利。念願のベスト4入りを決めた。石川祐希主将は両チーム最多の27得点の活躍だった。
次戦の準決勝は開催国のポーランドと22日(日本時間23日未明)に対戦する。
写真:FIVB
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