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会見・コメント

2023-07-28 08:00 追加

新体制! 日立Astemo・長内美和子主将「チャレンジのシーズン。皆さんの心が奮い立つようなプレーを」、高間来瞳「スタートから出て、ブレが少ない選手を目指したい」 V1女子

日立Astemo 選手コメント

V1リーグ 女子

バレーボールV1女子、日立Astemoリヴァーレの選手コメントをお届けする。

昨シ-ズン7位でリーグを終えた日立Astemo。
もう一歩のところでなかなか勝ち切れないのが例年の課題となっているが、有望な選手も多く在籍する。
今夏はミドルブロッカーの入澤まい、渡邊彩の両ミドルが代表に招集。結果的にチームのミドルが不足したため、黒鷲旗、サマーリーグ、親善試合ではサイド陣がミドルの一角に入ることに挑戦した。

今季は新体制への移行となった。
黒鷲旗にて4年間監督を務めた多治見麻子氏が退任。代わって若手の育成に定評のある中谷宏大氏(元ヴィクトリーナ姫路監督)が新監督に就任した。
リヴァーレの選手たちと多治見麻子前監督には強い絆もあった。そのため、新体制への移行は大きな決断を伴ったと思われる。

「自分たちから勝手に崩れてしまう」
試合後に多治見氏から幾度となく聞いた言葉だ。その裏には「力はあるはず」「殻を破ってほしい」という思いがいつも込められていた。
(その思いが形になった一つが入澤まい選手の代表再選出、そして代表戦デビューだろう)

「なんでだろう、(選手が)優しいのかな」
ある質問に対して、多治見氏がふと漏らした言葉だった。なかなか結果が出ないことに対して、多治見氏自身も常にもどかしさと同時に戸惑いがあったように思える。

リヴァーレは2年連続7位(前年は8位)。昨季の最終順位も一見「定位置」だが、内容の向上は伺えた。上位チームに競り勝つ場面も増え、着実に「強くなっている」姿を見せ始めていた。
前述のような「崩れてしまう」ケースも以前より減少し、「崩れても立て直す」力も芽生えていた。

ファンの評価も同様であっただろう。
「順位は変わらないけれど、リヴァーレは強くなっている」
「やっていることは間違っていない。後は結果だけ」
筆者の周囲にもそういった声が聞こえていた。

新リーグ構想を踏まえ、10月より始まるVリーグは現行の開催方式としては最後のシーズンになる。日立Astemoリヴァーレにとっても今後の指針となる重用なシーズンだ。
この舞台で自分たちの成長を証明し、多治見麻子前監督にも恩返しができるか。
今回は主将の長内美和子選手、ユニバ代表にも選出されている高間来瞳選手に新シーズンへの抱負を聞いた。

長内美和子主将には7月22日に蓮田市総合市民体育館パルシーで開催された「バレーボールインビテーションマッチ2023」埼玉上尾メディックスとの試合後に、高間来瞳選手には7月7~9日に開催されたサマーリーグ東部大会の初日に、それぞれ当日の試合の感想も交えながらインタビューを行った。

高間来瞳選手はサマーリーグ西部大会にはユニバ代表として、東部大会には日立Astemoリヴァーレの選手としてダブル出場している。


昨シーズンのホームゲームより

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