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2023-07-30 04:37 追加

男子代表主将の石川祐希が五輪3大会連続金の柔道・野村忠宏氏とスペシャル対談。東京GBエキシビションマッチの始球式も

石川祐希✕野村忠宏 トークイベント

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 7月29日、東京都渋谷区のMIYASHITA PARKサンドコートにて、バレーボール男子日本代表チームの主将・石川祐希がアトランタ、シドニー、アテネと五輪3大会連続金メダルの柔道家・野村忠宏氏とトークイベントを開催。パリ五輪予選/ワールドカップ2023に向けて、ビッグな組み合わせによる対談が実現した。

 石川が大学生だった8年前に取材をしたことがあるという野村氏は「VNL銅メダルの快進撃に驚いている。大学生当時から未来の可能性を感じていた。今は世界を体感して、代表チームも強くなり、キャプテンの器も備わっている」とその成長ぶりに感慨深げ。石川は「8年前に比べると成長できたと思う。まだまだキャプテンとしては未熟なところもあるが、チームに助けられながらできることをしている」と語った。

 続いて、石川が○×で質問に答えるコーナー。「イタリア人になったと思う瞬間はあるか」という質問には「○」と答え、「自分の主張をしっかりする。試合中、挨拶代わりにウインクをする」などと答えた。また、「現役中に結婚をしたいか」という質問も「○」と答えた石川。その理由として、「イタリアリーグでは試合後に選手が子どもと遊んだりしているのを見て、『いいな』と思った。自分のプレーを子どもに見てほしい」と語った。現役中に結婚をしたという野村氏は「(妻とは)最初の五輪後に出会い、2度目の五輪はフィアンセとして、3度目は奥さんとして連れて行った。アドバイスは奥さんを大事にしつつ、合わせすぎると弱くなるので気をつけて」と語り、石川は「僕は合わせられないので」と笑った。

 会場に設置した投票箱で質問を募集し、採用されたファンからの質問にも答えた石川。苦手だったトマトを克服した理由を聞かれ、「栄養士からトマトを摂った方がいいと言われ、少しずつ食べるようにした。イタリアにいる時に一度食べてみようと思い、食べてみたら意外といけるようになった。1日1かけらでもいいから食べていくと慣れる。イタリアのトマトもよかったのかも?」と話した。また、イタリア語で好きな言葉は「グッドラック」にあたる”in bocca al lupo”と答えた。
 その後はペットボトルにボールを当てる「ハイキューアイキャッチチャレンジ」のコーナーやじゃんけん大会を会場のお客さんとともに楽しんだ。

 最後にパリ五輪予選に向けて「厳しい戦いが続きますが、今シーズン一のバレーを見せて、オリンピックの切符を必ず取ります。楽しみにしていてください!」と力強く語った石川。野村氏は「みんなの気持ちをパワーに変えて、五輪のステージに上がるための代表権を勝ち取ってほしい」と激励した。

 続いて行われたV1男子の東京グレートベアーズによるビーチバレーのエキシビションマッチでは石川が始球式を務め、集合写真で「グレベアポーズ」も披露した。


 エキシビションマッチでは古賀太一郎主将が「日本代表のチーム力を見習っており、石川選手には感化されている。キャプテンとしてチームが強くなるために全員と均等にコミュニケーションをとるようにしている」と語った。3~4人でチームを組み、いつもとは違うビーチバレー用のサンドコートでトーナメント戦を行ったグレートベアーズ。試合間のトークも会場に訪れたファンを楽しませていた。



写真:堀江丈

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