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会見・コメント

2023-10-15 10:10 追加

日鉄堺BZ・渡邉晃瑠(兄はバスケ日本代表渡邉飛勇)「チームの一番強いスパイカーをブロックでき嬉しかった」V1男子会見

V1男子日鉄堺BZ会見

V1リーグ 男子

10月14日に大浜だいしんアリーナ(堺市立大浜体育館)(大阪府)で行われたバレーボールV1男子、日鉄堺BZvs東レの試合後会見のうち日鉄堺BZ分をお届けする。

■日本製鉄堺ブレイザーズ
●高野直哉選手(アウトサイドヒッター)

今日は開幕戦ということでスタートで硬い部分があったんですけど、試合をこなす中でだんだん自分たちのプレーも出てくるようになりました。勝因としては 第3セット目逆転で勝ちきることができたことです。
●山口頌平主将(セッター)

開幕戦ということで、やはり個人としてのチームとしても少し難しい場面、劣勢の場面も続きました。
3-1で勝てたっていうことが大きいです。この1勝を機にもう一つ一つ積み重ねていくだけだと思います。
もちろん今日の試合の中でいろいろ細かい部分の修正っていうのは必要ですけど、まず勝てたっていうことが一番良かったです。
●渡邉晃瑠選手(ミドルブロッカー)(ルーキー)

開幕ということで、自分としてはプレーができました。まだまだ色々練習していかなければいけない点もたくさん発見しましたが勝てたことはよかったと思います。
それから東レというチームと対戦して今日は勝てましたが、明日はまたギアを一つ上げて向かってくると思いますので、さらに向かって準備していきます

――高野選手に。自身の調子とチームの状況について。
高野:今シーズンは自分自身30歳になって、僕はポジション別で見た時もチームで一番上ですし、チームで数える時も上から3番目ってベテランというポジションになっています。まずはご自分自身のプレーでチーム安定させるって事を心がけてやっています。チームの状況ですけど、コートに入ってる選手が若い選手が多い中で。勢いがあるチームだと思っています。
そこをうまく出し切ることができればもっといいバレーができると思います。
そこを引き出すために僕自身も安定したプレーをしていかないといけません。そこは今日以上にいいプレーをして、勝利に貢献できるようにやっていきたいと思います。

――途中から高いトスをしっかり打ってたのが印象的でしたが修正をした点について。
高野:特に修正したってことはありません。僕自身が試合入って開幕戦のことで固くなりプレーの質が落ちてたところで途中からだんだん(試合に)慣れてきて、自分の本来のパフォーマンスを発揮できました。
それが高さに繋がったりとか決定力に繋がりました。特に頌平とトス(セット)をどうしようという改善しようという話はしてないです。

――山口主将に。若いチームなのかピンチの時にコートの中が静かになっているようでした。その中で心掛けたことは?
山口:調子がいい時は声も出ますし盛り上がります。調子が悪い時は沈むのは8月、9月といろんなチームと練習試合も重ねてきた中で雰囲気の波があるのは一つの課題でした。
そこは長いリーグ戦を戦う中でチーム全体としてこういう劣勢の場面でもすぐに立て直す力っていうのは必要になってきます。
自分もセッターでキャプテンなので落ち着かせるところだったり、ここ1本ギアあげて持ち直すぞというところだったりをチームの中心としてコントロールできるようになればいいというのは思います。

――練習試合を重ねた中でどのようにチームを引っ張っていこうと考えながら今日の開幕を迎えた感じか?
山口:練習の内容、結果もそうですがいい状態で来てるなっていう手応えというかはありました。
今シーズン久しぶりにキャプテンになりスタメンで(セッターとしてセットを)上げてるっていうのも久しぶりです。
キャプテンとしての仕事もそうですけど、まずは自分のプレーをするということにフォーカスしました。
闘志だったり、そういう熱さっていうものを出していけば、チームは良い方向に行くのかなということで、特に言葉がけをしたりとかはしてないですけど、今日は自分のプレーに集中して、試合を重ねるにつれそういった余裕も出てくればいいと思います。

――ミドルブロッカーの打数が多いように見えたが今シーズンのチームの特徴か?
山口:自分も真ん中使うのは好きな方だと思いますし、チームの方針としてもそういったところは夏場から取り組んできてたところなので、個人としてはもっと増やせるなっていうふうにも思います。
効果的にただ使うだけではなくしっかり決めさせて、もっとこう散らしていけたらなっていうのは思います。

――各セット大事な場面でブロックを決めていました。各チーム(背が低い(174cm)山口選手を)相手が狙ってくるシチュエーションの中でブロックを決めること意味について。
山口:自分のところを狙われるっていうのは分かってます。気合いで思い切り手伸ばして。決まらなくても本当いい(ブロック)タッチ取って少しでもハンデにならないように一生懸命飛ぶだけだと思います。
決まったら本当嬉しいですし、それでチームが勢いづくとなったら本当に嬉しいことで頑張るしかないかなと思います。

――渡邉選手はどのようなミドルブロッカーだと考えてるか?
山口:身長こそそんな大きさはない(193cm)ですけど。フィジカルがすごくてジャンプ力だったり、パワーもある選手ですし、早いいいテンポで入ってくれるので 非常に武器になる選手だなとは思っています。

――渡邉選手に。先日の出陣式の時に監督の方に新加入の中で一番最初にコートに入る選手は誰かと尋ねたところ渡辺選手の名前が上がっていました。即戦力として期待されていた中で本日の試合に出てご自身としての手応えは?
渡邉:良いデビューだったと思います。まだ良くしていかないといけない点もたくさんありますがスタートとしては良かったです。
帰ってまたビデオを見てどの辺もよくしていこうかということについて考えたいと思います。

――お兄さん(渡邉飛勇選手、B.LEAGUE・琉球ゴールデンキングス所属、バスケットボール日本代表)も日本でプレーしていますが改めて日本のVリーグでプレーできることについて。
渡邉:本当にブレイクしたと思っています。兄は(バスケットボールで)日本でもプレーしていて、私の(日本の)チームも入っているということなので自分も続けたいと思っています。
自分の両親も試合を見に来てくれる環境ですので、自分とっては本当に努力ができる状況だと思います。

――プレーをしてみてのVリーグの印象について。
渡邉:本当に張り詰めた・緊張した(tense)リーグだと思います。
ハワイ大学の院部から来たんですけれども、自分の中では大きなステップアップレベルアップということになりました。
感触としては簡単に勝てる試合というのはなく大変なリーグになると思います。

――久しぶりに(声の)応援が解禁された中で(新加入で初めて応援を見た)渡邉選手はどのように思ったか?
今日は何人お客様がいらっしゃったのか、わからないんですけれども(実際は2295人)本当に皆さんの雰囲気大変素晴らしいというふうに思いました。炎が上がる演出についてはWWF(アメリカのプロレス団体)のような感じでした。

――相手のオポジットに対してブロックをしていた(本試合5本のブロック)がミドルブロッカーとしてのプレーについて。
相手チームのメインの素晴らしい選手をブロックできたことは自分にとって一番本当に(気分が)上がる瞬間でした。
そのチームの一番強いスパイカーをブロックできたということで、本当に嬉しかったです。

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