2023-10-20 01:42 追加
トヨタ車体・鴫原ひなた主将「キャプテンとしてプレーだけでなく”言葉”も大事にしたい」、周田夏紀「強いメンタルで打つサーブを武器に。ブロックでは荒木絵里香さんの指導を受けています」
SV女子
●周田夏紀選手(ミドルブロッカー)
――サマ-リーグ(大会2日目)でのプレーについて。
周田:初日と2日目でまた違った自分自身の課題が出てきたり、練習してきたことがなかなかその試合に出せなくて「まだまだなんだな」と感じたり。
リーグに向けてもうちょっとこういうところを直していかないといけないな、とかそういったことを感じました。
やってきたことが出せているというよりは、課題だったり悔しい思いが残る試合が続いています。達成感というよりは悔しい思いが非常に大きいです。
――どういうところを課題と感じていますか?
周田:高い打点からのハードサーブを打つことを自分の中で課題としています。代表の試合を見てもサーブは進化していっていますし、サーブは自分の武器にしないといけないなと感じています。
昨日はサーブで攻めることができた部分もありましたが、今日は1本目のサーブをミスしてしまった時にもう1回強く打つメンタルが足りなかったな、と。自分自身の技術とメンタルがまだまだだなと思いました。
ブロックも荒木絵里香さんにアドバイスしていただいていて、遅れてもいいからゲスブロックをせずに、ステイしてから反応する「誠実なブロック」をやらないといけないなと。でも、今日は久光スプリングスのセッター万代真奈美選手に振られてしまって。
――万代選手は高校(就実高校)の先輩ですね。交流がある?
周田:私が高校3年生の時に万代さんが教育実習でいらっしゃって。お互いVリーグへの内定が決まっていたので「頑張ろうね」という話をしました。
捌くのが上手くて難しい相手だなと思いながら試合をしました。
――サマーリーグではどういうことを成し遂げたい?
周田:サーブへの意識だったり、ブロックでしつこく「誠実に」ついていくというのはこれまで練習してきたことなので、何本か上手くいかないことはあっても最後までやろうとする意識だけはしっかり持って終わりたいなと思います。
――これから代表入りを目指すためには?
周田:自分は身長がそんなに高くなくて、昨日ユニバーシアード代表の小林エンジェリーナ選手(ヴィクトリーナ姫路)と戦ってみて、やっぱり身長は武器なんだな、自分はそこで劣っているから何か他のものを身につけないといけないなとすごく感じました。
機動力であったり、ブロックのネット際の巧さであったり、自分が持っていないものを補うプレーを探していきたいです。
どういう攻撃が一番自分に合っているのか、決まりやすいのかというのもまだ確定しているわけではないので、そこを自分の中で見つけていきながら磨いていけたらいいかなと思います。
――ファンに向けて。
周田:いつも応援してくださりありがとうございます。私自身、3シーズン目に入って、だんだんコロナの規制もなくなってきて、たくさんのファンの皆様の前でプレーできる喜びを感じながら練習を頑張っています。
ファンの皆様の前でいいプレーをするという目標があるので、それに向けてしっかり頑張っていきます。応援に来ていただけたら嬉しいです。
撮影:堀江丈
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