2023-12-08 13:56 追加
スポルディング✕嘉悦大学女子バレーボール部 濵口純一監督「いろいろな人から応援されるチームを作りたい」、小池真由主将「チームが波に乗れるよう、精神的な柱になれたら」
嘉悦大学女子バレーボール部インタビュー
大学バレー 女子
11月27日から12月3日まで開催された全日本バレーボール大学男女選手権大会(全日本インカレ)は、全国から大学生の選手たちが東京に集結し、熱い戦いが繰り広げられた。世界中のアスリートを支えるスポーツブランドのスポルディングがサポートする関東1部女子の嘉悦大学は、今年6月に開催された東日本インカレで3位に入賞。全日本インカレでは春高優勝経験者などを擁する京都産業大に1-3で惜しくも敗れはしたものの、3年生以下のメンバーを中心とするチームながら粘り強いディフェンス力を発揮し、存在感を示した。今回は今年から監督に就任した濵口純一監督と小池真由主将(4年)、1年生エースの渡會凪紗選手に話を聞いた。
現役時代は各カテゴリーの強豪で活躍した濵口監督
1973年生まれの濵口監督の現役時代は絵に描いたようなバレーエリート。熊本県の名門・鎮西高校から、関東大学リーグの強豪・法政大学、そして、日本バレーボール協会・川合俊一会長も活躍した富士フイルムと各カテゴリーでトップクラスのチームに所属していた。日本代表の高橋慶帆選手(2年)を擁する母校の法政大は、今年8年ぶりに1部に昇格したが、濵口監督が4年生の時には全日本インカレで優勝。監督自身はMVPとレシーブ賞に輝いている。また、同じスポルディング企画で登場してもらったビーチバレー・池田隼平選手が法政大に在学していた時には同大学の監督を務めていた。
濵口監督の前職はトヨタ自動車のビーチバレーボールチーム でコーチを務めていた。ビーチバレーでは女子チームの指導経験があり、嘉悦大もビーチバレーを導入している。「ビーチはコートに2人しかいない中ですべてのプレーをこなすので、インドアバレーにも役立つことがあるはず。夏場に全員で取り組んでいますが、今後は大会に出場する選手も選抜したいと考えています」と濵口監督は話す。
嘉悦大バレーボール部は現在、4年生が2人しかいないなど、少ない人数で運営している。
時には優しく、時には厳しく選手たちを指導している濵口監督。「東日本インカレで結果を出すなど、練習でやってきたことが少しずつ根付いてきている。一人ひとりが練習の質の向上を意識して取り組んでほしい。元気があるのが嘉悦大のいいところ。いろんな人に応援されるチームづくりをしていきたい」と話してくれた。
一方、キャプテンでセッターの小池真由選手(4年/金蘭会高出身)は全日本インカレが大学最後の大会となり、大会前には「いい波に乗れるよう、チームの精神的支柱になれたら」と話していた。アウトサイドヒッターの渡會凪紗選手(1年/細田学園高出身)は「初めての全日本インカレなので、思い切りやりたい」と意気込みを語った。今年の全日本インカレは残念ながら敗退となったが、来年以降の飛躍を期待したい。
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