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2024-01-15 19:21 追加

PFU ダリ サンタナ グトゥが退団。能登半島地震による精神的影響で V1女子

PFU 退団選手の発表

SV女子

 バレーボールV1女子のPFUブルーキャッツは15日、同チームの外国籍選手として活動していたダリ サンタナ グトゥ選手が退団することを発表した。同チームは石川県かほく市を本拠地としており、1月1日に発生した能登半島地震で精神的な影響があったためという。

 サンタナ選手は1995年生まれの28歳。プエルトリコ代表としてリオ五輪、2018年世界選手権などに出場。フランス、イタリア、トルコ、韓国のリーグでプレー経験があり、日本のVリーグは今季が初めての経験だった。ポジションはアウトサイドヒッター。

 本人からのコメントは、以下の通り。

このようにシーズンを終えることになってしまい、自分の気持ちを今、言葉にすることはとても難しいです。
ただ、ブルーキャッツで過ごせたことには感謝していますし、素敵な思い出もたくさんあります。
この度の地震によって私自身への精神的影響があり、話し合いの結果、このような形でチームを去ることになってしまいました。
今回の経験を私自身、払拭することが難しく、身体への影響も考慮してこれからは別々の道を進むことになりました。
いつもブルーキャッツ、そしてブルーキャッツの一員としての私を応援してくださっている皆さん、ありがとうございました。
日本での経験は思い出深いものになりました。これまでの応援に感謝します。
シーズン終了まで引き続き、PFUへの応援をよろしくお願いします。

石川県の皆さん、そして今回の地震で被災された地域の皆様、困難な状況が続きますが、身体を大切にしてください。

[原文]
It will be really difficult to put into words right now how it feels to end season like this for me.
But for now, I’d like to share that I’m grateful I take with me many beautiful moments with Bluecats.
We have decided to amicably end the contract for this season due to the earthquake and it’s effect on my emotional and mental game.
It has been difficult to recover from that experience and due to health concerns we have decided it is best to part ways.
To everyone who has supported us and supported me while being a part of this team, I want to say Thank you!
You made my experience in Japan memorable. Thank you for supporting us and please continue to support PFU for the rest of season.
I wish for everyone in Ishikawa and the affected areas by this earthquake to be safe and healthy during this time.

写真:©PFU Life Agency LIMITED 2024、堀江丈

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