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会見・コメント

2024-01-20 06:47 追加

JT・和田由紀子「自分たちが攻めるために修正するという考え方でできたのが良かった」NEC・小島満菜美主将「自分たちがやろうとしていたところの精度が悪かった」V1女子会見

V1女子 NECvsJT会見

V1リーグ 女子

1月14日にとどろきアリーナ(神奈川県)で行われたバレーボールV1女子、NECvsJTの試合後会見コメントをお届けする。

■JTマーヴェラス
●田中瑞稀主将(アウトサイドヒッター)

今日はタフな試合になることは予想して入りました。
第1セットは自分たちのいい形でスタートをすることができました。
第2セットはどちらかというと自分たちの中の精度や、ミスが多くて崩れたところがありました。
第3セットからは立て直して、自分たちの粘り強さや、いい攻撃を展開できました。
勝てたことも良かったですし。自分たちの良いプレー出せたので良かったです。
●和田由紀子選手(オポジット)

今日の試合では始まる前からチーム全体としてどんなことがあってもすぐに切り替えて常に前に進んでいくという前向きな気持ちでした。
今日はどんな時も全員が責める気持ちを忘れずに戦えていたのはまず一番大きかったです。
プレーの部分でもいろいろなことにチャレンジしながら守るために修正するのではなく、自分たちが攻めるために修正するという考え方でできたのが良かったです。
次に繋げていけたらいいと思います。

――田中選手に。今日節目の 230 試合で意識は試合前にあったのか?今年はパリ五輪の年だが今年1年どんな年にしていきたいか?
田中:230 試合は個人的には意識はしていませんでした。
今日も応援席の方から230のバルーンを持って下さっていたので、それを見て長く続けてこれで良かったなと思いました。
今年はオリンピックもあるので、まずは自分自身のコンディションや、プレーでいい状態を作れるように、まずはVリーグでいい結果を残して(代表に)選んでもらえるように頑張っていきたいです。

――長年プレーされている中で、今のチーム状況をどう見ていて、アウトサイドの層が厚い中でレギュラーに向けたライバル争いが、チームの中でどのようにプラスの効果なっているか?
田中:サイドとして宮部(愛芽世)選手入ってきてそれぞれの良さがあり誰一人同じような選手はいないと思います。
その人が(コートに)入ったらその人のカラーになるし、皆のそれぞれの良さがあります。
私よりみんな年下ですけど、年下の選手からもたくさん学ぶことがあります。
逆に自分もプレーではあまり見せられることはないかもしれないですがメンタルの部分、周りへの声がけなど、そういうところでもお互いに良い影響を。与え合えていたらいいなと思います。

――和田選手に。チームも良い状態で来ているが2024年をどのような年にしたいか?
和田:自分自身昨シーズンは新しい経験を多くさせて貰いました。
そういうのがあったからこそ、今年はもっとさらにいろんなことにチャレンジしてもっと上を目指していけるシーズンにしたいなと思っています。
現時点の自分に満足せずに、常に自分に足りてないところを探し、昨シーズンよりもさらに大きく成長できる年にしたいなと思っています。

――ここ数試合先発出場しているが途中出場と違う面はあるか?
和田:気持ちの面では、2枚代えの時もスタートで行く時も。大きな差はないです。
スタートで行く時も途中で2枚代えの人と交代します。それまでコートにいる時間でどれだけ強気で攻めていけるかです。
メンタルの部分に、自分でもフォーカスして試合には入るようにしています。

――2枚代えで入るときよりプレー時間が長くなる点について。
和田:スタートで行く時は後衛でプレーすることが出てきます。
ドルーズ(アンドレア)選手にはない自分の良さは何なのかを明確にして、お互いドルーズ選手と自分が代わることで、少しチームの形が変わればいいなと思います。
自分の強みを生かしていけたらいいなと思います。

――これだけ多くのアタッカーがいてチャレンジしやすい環境ではあると思うがどういうチャレンジをしたいか?
和田:スタートで出るときは長い時間コートに立てるので、相手が自分に対して修正してきます。
今日も古賀(紗理那)選手が途中でブロックを修正してきました。
スタートで入ることにより相手にも考える時間があります。
そこは自分もずっと同じプレーではなく少し変えていかないといけないところです。
相手が自分に対して何を考えているのか、どういうシフトで守っているのかを常に見る余裕を自分でも作れるように意識をしています。

――第2セット20-24から連続得点で追い上げた時にバックアップが効果的だった。追い上げたところが次のセット以降にどう繋がったか?自身はどのような思いでプレーをしていたか?
和田: 第2セットはコートの中で少しでも相手を追い詰めて次のセットに行こうとしていました。
少し点差がありましたが全員点を取り急いでなかったのが良かったです。
自分たちも何本打って決まらなくても頑張って拾って最後いい形でスパイカーに持っていくという雰囲気がコートの中でもありました。
それを最後打ってくれるスパイカーも、何回トス(セット)が上がってきても毎回攻めて行ってくれました。
第2セットの最後はチーム全体としてそういう形でなんとか粘って我慢してやろうというのがあり良かったです。

――2人に。優勝に向けて2位のNECに勝利できたことについて。
田中:皇后杯で対戦して負けている相手でした。
勝ち切ることを意識して戦っていましたが、結果よりも自分たちのバレーに対する取り組み方や、そのファンの方にどういう姿勢を見せるかを今日は意識して入りました。
それが結果に繋がったという形で最終的に勝ちきれたので良かったと思います。
和田:今田中選手からもあったようにチーム全員で戦う、チームを信じて一人一人が常に攻めた気持ちで戦う、そういうところが自分自身もやっとその意味が分かった試合だったと感じます。
皇后杯を含めたどの試合よりも今日の試合が一番自分たちの次の自信になるいい試合でした。
今日の経験を忘れずに、チームとして次に強くなっていけるように頑張っていきたいなと思いました。

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