全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>会見・コメント>アランマーレ・柳沢紫子「アランマーレはスパイカーを1人にしない。昔はV2でも勝てなかった。負けが続いていますが、支える力の見せどころだと思っています」 V1女子

会見・コメント

2024-02-03 07:00 追加

アランマーレ・柳沢紫子「アランマーレはスパイカーを1人にしない。昔はV2でも勝てなかった。負けが続いていますが、支える力の見せどころだと思っています」 V1女子

SV女子

●北原勉監督

全員の勝ちたいという気持ちが少し空回りしてしまったというところです。選手たちは頑張ってくれました。私がそこのところをうまくコントロールできなかったと思っています。
第1セットから今シーズン通してなかったようなミスも出てしまって、第2セットまで終始そのままの流れで行ってしまいました。
最後の第3セット、終盤のところでは木村キャプテンを始め、いつも通りのプレーが少しずつ出始めたのですが、時遅しというところでした。

ーー前回の対戦でフルセットになった相手。初勝利のチャンスがあると見て選手が気負いすぎた?

北原: 試合が近づくにつれて選手の気合がどんどん入っていきました。結果、過緊張気味になってしまったと思います。リラックスさせて、その意気込みをゾーンの方に持っていければ良かったのですが。
選手全員に「勝ちたい、絶対勝ちたいんだ」という気持ちが過剰に出てしまい、自分たちのバレーが全くできずに悔しい試合に終わってしまいました。

ーー木村主将が責任を背負い込んでいないか少し心配です。

北原:キャプテンとしてもまだ2年目。すごく真面目な選手ですので、負けが続いてしまって「自分がどうにかしなければ」というところがあると思います。今日はアップのところからその気持ちがすごく出ていました。
それが逆効果になってしまい、スタートからサービスエースを2本連続取られたりだとか…。木村はこれまで上位のチーム相手にもそんなことはなかったのに、今回はズタズタにやられてしまった。
責任を背負いすぎているのかな、と私の方でも感じています。少し話をしてクリアにしてあげたいなと思っています。

ーー前週の山形のホームゲームを振りかえって。

北原:会場の皆様が本気で一緒に戦ってくれた試合でした。
本当にファンの皆様と共鳴できた試合というか、みなさんの「頑張れ」という気持ちがすごく伝わってきた試合でした。
そういった試合で勝たせてあげられなかったので選手にも申し訳ない気持ちでしたし、当日の試合後会見でもそのことを真っ先にお話ししました。

ーー第3セットを振り返っての感想は? あの戦いを今後の糧にできる?

北原:自分たちの普段以上の力が出たセットというわけではありません。練習通り、いつも通りのプレーができたら、あのような展開になっていきます。
若手が多い中で1勝ができないと、普段やれていること、持っている技術が自信になかなか繋がらなくなってしまいます。
1勝するとガラッと変わってくると思います。でも、今はなかなか自分たちを信じることができずに最後の最後に迷ってしまう。選手には映像も見てもらいながら、普段通りやれたら通用するよ、と確認して、次を見据えてやっていきたいと思っています。
負けてしまうと「今までやってきたことは無駄だったんじゃないか」と思ってしまう選手も出てくるかもしれません。でも、「それは違うよ」と。
切り替えて頑張りたいと思っています。

撮影 堀江丈

>> 会見・コメントのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事

コメント

Sorry, the comment form is closed at this time.

トラックバック